内容説明
暦法の誤った解釈を修正し、この国の歴史を読み直す。三倍暦の月読暦で記述された『日本書紀』が、後世につくられた一倍暦の儀鳳暦によっていかに読み替えられてきたかを明らかにするとともに、先史から大和朝廷成立までを時系列に沿って整理。大陸との関わりの中で、変化し続ける古代日本の真の姿を浮かび上がらせる。初期天皇の親子関係表をはじめ、研究資料を多数収録!
目次
1 先史(岩宿時代;縄文時代;弥生時代)
2 天御中主尊の時代(奴国朝前期(弥生時代前期、BC七三〇頃~三二四年)
奴国朝中期(弥生時代中期、BC三二三~一年)
奴国朝後期(弥生時代後期、AD一~一七九年))
3 天照大神・天子・天皇の時代(『日本書紀』;天照大神の時代;天子の時代;天皇の時代へ(近畿朝七〇一年~))
巻末資料
著者等紹介
中村隆之[ナカムラタカユキ]
1956年、南九州市知覧町に生まれる。防衛大学校卒業。陸上自衛隊で九州・沖縄・愛知・静岡・東京・北海道の各部隊で勤務。2011年に陸上自衛隊を定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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