出版社内容情報
1984年、映画『すかんぴんウォーク』の主題歌「モニカ」で鮮烈なデビューを飾って以降、常に旋風を巻き起こしながら、日本のエンターテイメント界を駆け抜けてきた吉川晃司。ミュージシャンとして、また映画、ドラマ、舞台と俳優としてもその活動の幅を広げ、布袋寅泰氏とのユニット「COMPLEX」では、東日本大震災や能登半島地震の復興支援に尽力し、多額の寄付など積極的な社会貢献を行ない、際立った存在感を示している。そして2025年は、同じ広島出身で同い年の奥田民生氏とのユニット「Ooochie Koochie」を結成。新たなことに挑戦し続けている。
そんな吉川晃司が、還暦を迎えた今、走り続けてきた60年を振り返る。
「石橋は叩いて渡らず、川を泳げ」
「朱に交わって黒になる」
「東京ではヒヤシンス」
「魚ってロックだと思ってる」
「不条理とワルツを踊る」etc.
今まで紡ぎ出された独特な語録とともに、半世紀以上にわたる活動の軌跡はもちろん、その裏にあった苦悩や葛藤、そして何が彼を突き動かし続けてきたのかを、あらためて語りおろす。
「吉川晃司」という唯一無二の存在を形作ったもの、そしてその生き方そのものに迫る一冊。
【目次】