内容説明
戦争の時代をたくましく生きる!昭和19年、国民学校4年生の稔は父を亡くし、母・妹と福岡市から立石村へと疎開する。なれない田舎の生活と学校でのいじめに苦しむなか、やがて起こる大刀洗空襲。悲しみといじめをのりこえ、強く生きる稔の姿を描く。
著者等紹介
〓山八郎[タカヤマハチロウ]
1934(昭和9)年、福岡県朝倉市三奈木に生まれる。1958年、福岡学芸大学卒業。朝倉郡の小学校教師を勤める。1995年3月、『夢奪われし子ら』(海鳥社刊)。1995年11月、福岡市民芸術祭小説戯曲部門佳作受賞。1997年11月、福岡市民芸術祭随筆部門西日本新聞社賞受賞(以降、朝倉郡は福岡市民芸術祭に応募できなくなる)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 甦る相米慎二