出版社内容情報
江浜 明徳[エハマ アキノリ]
著・文・その他
内容説明
廃墟は語る戦争の現実と実像。山中に放置された軍事施設や苦難と犠牲の実態を伝える慰霊碑など、緻密な現地調査と膨大な資料のもと、九州各地84カ所の戦争遺跡を案内する。
目次
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
戦争・平和資料館
著者等紹介
江浜明徳[エハマアキノリ]
昭和25(1950)年、福岡県久留米市に生まれる。福岡教育大学卒業後、昭和49(1974)年、福岡市立高等学校の社会科教諭(地理専攻)として採用される。同時に福岡市立高等学校教職員組合に加盟。主に平和教育担当となり、教師・生徒向けの平和教育教材の作成・平和教育講演会や平和教育フィールドワークの企画実行責任者となる。その間、戦跡の調査・研究をはじめ学校での教材化、組合機関紙への連載、戦跡ガイド冊子の発行などを行う。平成22(2010)年の退職後も戦跡調査をライフワークとしている。PP21ふくおか自由学校会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaz
1
慰霊碑には驚かないが、砲台やトーチカ、防空壕等の跡が多数残っているのには、正直驚かされた。さすがに住宅地や工場として開発が進んだところに残されているケースは少ないだろうが、気がつかないだけで、開発が進んでいないエリアには、まだこのようなところが多数あるのかもしれない。図書館の内容紹介は『山中に放置された軍事施設、苦難と犠牲の実態を伝える慰霊碑…。明治期から戦後の占領期における九州各地の軍事的建造物、空襲や銃撃跡など戦争に関連するもの84カ所を徹底踏査。カラー写真や地図とともに紹介する』。 2022/07/21