出版社内容情報
シベリア抑留生活の中での体験を、戦後も辿り直し、追体験し、自己審問する詩人・石原吉郎。その姿勢[位置]を、隠せるだけ隠すという方針で書かれた石原の詩やエッセーを通して読み解いていく。青春の日々を苦悶する「薫君」を論じた「庄司薫の狼はこわい」他を収録。
新木 安利[アラキ ヤストシ]
著・文・その他
内容説明
シベリア抑留生活の中での体験を、戦後に辿り直し、追体験し、自己審問する詩人・石原吉郎。その姿勢(位置)を、隠せるだけ隠すという方針で書かれた石原の詩やエッセーを通して読み解いていく。青春の日々を苦悶する「薫君」を論じた「庄司薫の狼はこわい」他を収録。
目次
石原吉郎の位置(石原吉郎の生涯;石原吉郎の位置;香月泰男のシベリヤ;鹿野武一の肖像;菅季治の弁明;石原吉郎の断念;石原吉郎の帰郷)
庄司薫の狼はこわい
現実と理想
著者等紹介
新木安利[アラキヤストシ]
1949年、福岡県椎田町(現・築上町)に生まれる。北九州大学文学部英文学科卒業。元図書館司書。1975年から『草の根通信』の発送を手伝う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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