感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
39
2008年初版。渚カヲルに目が止まり中を見て頭沸騰。劇場版しか観ていなかったのでこんなカヲル君は知らなかった。「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない。」シンジとカヲル君の出会い（人らしい感情の芽生えたカヲルはみずからの想いを、シンジにぶつける）から別れまでのコミック、カヲル君解説など充実のカヲル君ファンブック。「君は僕をしめ殺した感触をその手に残すんだ そうしたら 君は僕のことをイヤでも忘れられないだろ？」切ない。アニメ観なきゃ。2016/01/01
はっちー
18
カヲル君を隅から隅まで知れた。自分がわかったつもりでいたカヲル君をいい意味で裏切ってくれたなと読み終わって思う。こんなことするなんて酷い、認めたくないって彼の行動をすべて否定できない。命、エゴ、欲、愛、色々なことを考えさせてくれたキャラ。2014/08/20
りりす
17
「渚カヲルとは、誘惑」(本文抜粋)。シンジくんが焦がれる少年。憧れ。僕(シンジくん)とふたりぼっちになってくれるひと。シンジくんの宇宙。或いはシンジくんとの小宇宙に住んでくれる人。救い。博愛。私にとってカヲルくんはそういう人で、その魅力はシンジくんありきです。等身大の彼ではなくて、シンジくんの目に映る彼に惹かれる。彼を好きだと思う時、シンジくんに自己投影している。カヲルくんは何かひとつの象徴的な存在だと思います。2015/01/17
森鴎外
10
やっぱカヲルはええなぁ～！
chacha子
4
丸ごと一冊カヲル君がぎっちりつまってる。最高でした。結構ニッチなページもあり。銀河鉄道の夜とからめて考察していたところは舌を巻いた。なるほど、アーキタイプね。確かに、と。2023/05/02
