感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茶幸才斎
4
職に就いた当時は、仕事に意欲も希望も覚えたし、理想の将来像も描いていた。いつの頃か、自分の能力の限界が具体的な皮膚感覚として認識され、また家庭を築いてからは関心の大半が家族に向かう傾向が増し、もはや仕事にどこまでも没頭できるような境地にはない。本書は、夢や目標を定め、現状に甘んじることなく、その実現に必要な能力を絶えず磨けと、起伏なく際限なく繰り返し述べる。読者を励まし導こうとする筆者の熱い意図は分かるのだが、何だか坊さんの唱える念仏のようで(坊さんには失礼だが)心に響かない。遺憾なことに。悲しいことに。2019/03/13