出版社内容情報
佐賀は世界の窓口だった。中近世における中国・西洋文化の受容と交流
中世、松浦党の拠点はどう築かれたか。近世の日中交流は以下に行われたか。幕末期、鉄砲や医療などの新技術への対応はどうしたのか。近代、海外への飛躍や郷土意識はいかに形成されたのか。海外文化の窓口であった佐賀と佐賀人を論ず。
伊藤 昭弘[イトウ アキヒロ]
内容説明
中世、松浦党の拠点はどう築かれたか。近世の日中交流はいかに行われたか。幕末期、鉄砲や医療などの新技術への対応はどうしたのか。近代、海外への飛躍や郷土意識はいかに形成されたのか。海外文化の窓口であった佐賀と佐賀人を論ず。
目次
中世における「交流」と地域(中世松浦地方の港湾地と領主拠点;近世的御用商人の成立―戦国期佐賀地域の鉄砲調達を例に)
融合する文化(日中交流の現場とその遺産―『存誠長崎筆談』の世界;小城藩主・鍋島直能と江戸の林家一門―咸臨閣を舞台とした交流;若き日の古賀穀堂―中国古典の受容に着目して)
西洋の衝撃(幕末佐賀藩の小銃調達と「拝領買」;『診察御日記』にみる西洋医学治療;復古神道とキリスト教―肥前の事例から)
著者等紹介
伊藤昭弘[イトウアキヒロ]
1971年生まれ、佐賀大学地域学歴史文化研究センター准教授、副センター長(佐賀大学「交流」プロジェクト代表)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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