内容説明
多くの活動的な患者が呈する課題に対処。American Medical society for sports medicine(米国スポーツ医学会議)により刊行された『NETTER’S SPORTS MEDICINE』の改訂第2版。外来で一般的なまたは特殊な筋骨格損傷を診る一次医療医、手術室とは無関係な内科的問題や心理学的問題について見解を得る整形外科医、トレーニングルームで診断の見当をつけるアスレティックトレーナー、スポーツ医学の知識をさらに深めたい理学療法士など、あらゆる分野の人が参考にできる、アスリートをはじめとする活動的な患者の運動を最良の状態に維持するために絶対的に必要なガイダンス。最新の話題を提供:栄養補助食品、摂食障害、慢性疾患におけるスポーツ・薬理学と行動医学。箇条書きの読みやすい本文を明快にする、ネッターの素晴らしい挿絵、表、図、写真、診断画像、その他の医学図解。スポーツ医師、チーム医師、アスリートや活動的な患者を治療するあらゆる医療従事者に理想的。書籍購入者にはElsevier eLibraryのオンラインにて全てのページが閲覧できる。
目次
1 アスリートの医学的ケアと管理(チーム医師;認定アスレティックトレーナーとアスレティックトレーニングルーム ほか)
2 各種アスリート集団に関する特別な考慮事項(小児アスリート;高校生アスリート:高校スポーツ医学プログラムの策定 ほか)
3 コンディショニング(運動処方と生理学;有酸素性トレーニング ほか)
4 環境(暑い場所での運動と熱中症;寒い場所での運動と寒冷傷害 ほか)
5 行動学的および心理学的問題(スポーツ心理学・精神医学の役割;アスリートにおける薬とドーピング ほか)
著者等紹介
熊井司[クマイツカサ]
1960年大阪生まれ。奈良県立医科大学卒業。奈良県立医科大学整形外科および関連病院で研修後、英国ウェールズ大学Musculoskeletal Biology and Sports Medicine Research Laboratory、ドイツミュンヘン大学解剖学教室で研究を行う。奈良県立医科大学整形外科講師、同大学スポーツ医学講座教授を経て、早稲田大学スポーツ科学学術院教授。奈良県立医科大学招聘教授、福建医科大学(中国)招聘教授を併任。日本整形外科スポーツ医学会、日本臨床スポーツ医学会などスポーツ医学関連学会の理事・代議員、日本オリンピック委員会強化スタッフ(バレーボール、自転車競技)、日本自転車競技連盟医科学部会長、トラック競技ナショナルチームドクター、東京オリンピック2020大会自転車競技選手用医療統括などを務める。専門分野は足の外科学(整形外科)、腱・靭帯付着部障害の研究
藤田真樹子[フジタマキコ]
大阪大学人間科学部人間科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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