出版社内容情報
東大病院救急医療の現場で、人間の生と死を見つめてきた医師が、
「人生100年時代」を迎える日本人に伝えたいこと
「人生100年時代」と言われても、自分の寿命がいつ尽きるかはわからない。
逆算して、余計な心配や計画をしたりせずに、「今」を楽しむ。
最後の日まで、自分の体で幸せに暮らせるために、
元気なうちから心がけたい衣食住のコツと心構え。
★矢作先生の普段の食事メニューと
毎日やっている簡単な体操をカラー写真で紹介★
●私たちの本当の定年は「命日」である
●役割を自分で考えるステージに立つ
●暇だと思ったら、近所の掃除をする
●「肩書症候群」には「忙しさ」が効く
●定年は会社が決めても、引退は自分で決めればいい
●ちょっと不便な生活を楽しむ
●「勝手にやってもらう」に慣れない
●「笑い」と「ワクワク」を日常にちりばめる
●息切れする運動を頑張らなくてもいい
●家事は体を動かす絶好のチャンス
●「ながらストレッチ」を楽しむ
●薬に頼りすぎると免疫力が弱くなる
●体のあら探しはしない
●「良い数値」は人によって違う
●がんは「気づきを与える病」と言う人もいる
●医学に対して、否定も依存もしない
●孤独死は悲しい最期ではない
●独居で死を迎えるための準備
●安心して一人で死ぬための支援はたくさんある
●「平穏死」を目指す
●お墓を手放すという提案
●ピンピンコロリには努力が必要
●自分の寿命を受け入れ、人生に感謝する
第1章 人生に定年はない。本当の定年は命日。
第2章 自分の暮らしに手を抜かない。
第3章 機械任せ、他人任せではなく自分の体で生きる。
第4章 病は闘うものではなく、暮らしを変えるきっかけ。
第5章 安心してひとりで死ぬための努力と準備を始める。
内容説明
救急医療の現場で生と死を見つめてきた医師が伝えたい人生100年時代の心の持ち方。「あと何年」と逆算せずに今を楽しむ。すぐにまねできる普段の食事、運動メニューも写真付きで紹介!
目次
第一章 人生に定年はない。本当の定年は命日。(私たちの本当の定年は「命日」である;役割を自分で考えるステージに立つ ほか)
第二章 自分の暮らしに手を抜かない。(「加齢」しても「老化」はしない;ちょっと不便な生活を楽しむ ほか)
第三章 機械任せ、他人任せではなく自分の体で生きる。(息切れする運動を頑張らなくてもいい;家事は体を動かす絶好のチャンス ほか)
第四章 病は闘うものではなく、暮らしを変えるきっかけ。(薬に頼り過ぎると免疫力が弱くなる;頭や体幹の奥から来る痛みに気をつける ほか)
第五章 安心してひとりで死ぬための努力と準備を始める。(死を心配する人へ;孤独死は悲しい最期ではない ほか)
著者等紹介
矢作直樹[ヤハギナオキ]
東京大学名誉教授。医師。1956年、神奈川県生まれ。81年、金沢大学医学部卒業。82年、富山医科薬科大学の助手となり、83年、国立循環器病研究センターのレジデントとなる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長。2016年3月に任期満了退職し、株式会社矢作直樹事務所を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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