内容説明
股関節の痛みが解消する１分体操や脚長差の改善体操など股関節痛の対処法を網羅した大学教授伝授のセルフケア・マニュアル
目次
第１章 股関節の痛みやこわばり、重だるさは自力でよくなる！１００歳超えてもずっと歩けて寝たきりを徹底防止する股関節の「筋膜ラインほぐし」（１００歳超まで元気に歩けるか否かは「股関節の若さ・強さ」で決まる；股関節はどこにある？どのくらい動く？など最低限知っておきたい股関節の基礎知識 ほか）
第２章 股関節外科の専門医が断言！ほとんどの股関節痛は「１分体操」で改善できる（股関節の長引く痛みは股関節周囲の筋肉がこわばって伸ばせなくなる「屈曲拘縮」が原因；股関節の屈曲拘縮を正すには、第１に、全身の姿勢を決める「４大筋膜ライン」の固縮をゆるめるのが重要 ほか）
第３章 股関節痛がスッと引き全方向への可動域も広がり断然歩きやすくなると大学病院で指導する速効運動療法「３Ｄジグリング」（一つの動きで２２の筋肉と４大筋膜ラインの固縮をゆるめ滑液循環を促進して股関節痛を抑える「３Ｄジグリング」；「３Ｄジグリング」はフラダンスのように腰を細かく回す簡単体操で股関節の痛みを抑え再発も防ぐ ほか）
第４章 完全版！自分の股関節痛に合う１分体操が見つかる！習慣にすれば大またでズンズン歩ける！あぐらもかける！「痛む方向別・消痛ストレッチ」（屈曲困難タイプ；伸展困難タイプ ほか）
第５章 立っているのもつらいほど重症なら「振り子エクサ」、左右の脚長差があるなら「脚長差補正体操」で改善（変形性股関節症が進行した重度の股関節痛の人は重力と遠心力で筋膜ラインの固縮をゆるめる「振り子エクサ」が有効；振り子エクサは股関節を６方向に振る簡単体操でやれば直後に痛みが軽減 ほか）
著者等紹介
高平尚伸［タカヒラナオノブ］
北里大学大学院医療系研究科整形外科学教授。北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科教授。北里大学医学部を卒業後、同大学医学部整形外科学講師、同大学病院整形外科医局長、同大学大学院医療系研究科講師などを経て現職。専門は股関節外科学。変形性股関節症の病態と治療の研究が専門で、最小侵襲手術（ＭＩＳ）を手がけるなど、この分野のオーソリティとして活躍。リハビリテーション学にも精通し、股関節痛におけるセルフケアの重要性を啓蒙するとともに、患者さん自身が簡単にできる運動療法の指導も治療に取り入れている。日本整形外科学会専門医、日本人工関節学会認定医、日本体育協会公認スポーツドクター、日本人工関節学会評議員、日本整形外科学会変形性股関節症診療ガイドライン策定委員会委員、日本整形外科学会学術用語委員会委員長。柏レイソルのメディカルアドバイザーも務めるほか、テレビや書籍などでも積極的に情報発信している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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