出版社内容情報
あなたの心の不調は「食事」が原因かもしれません。現在の食事は糖質過多・たんぱく質不足・脂質不足・ビタミン&ミネラル不足。
うつと食事、うつと栄養素の研究で次々明らかになる「うつを招く食べ方」「うつを退ける新しい食べ方」を、日本屈指の名医がわかりやすく解説!
急増する「老人性うつ」が遠ざかる生活習慣も紹介。
隠れストレスが原因?心の不調を整える脳のおそうじ食
内容説明
「糖尿病とうつの関係」「肥満だと認知機能が低下」「メタボになるとうつに」…うつと食べ方には密接な関係があった!最新エビデンスに基づいた専門医直伝うつヌケ食事術!
目次
第1章 隠れストレスを消して、食べ方でうつを遠ざける(世界中で増え続けているうつ病患者。約3億人;ストレスには、自覚できるものとできないものがある ほか)
第2章 うつを遠ざける脳と心が整う栄養素(うつを遠ざけるには、不足しがちな栄養素を意識して摂ること;気持ちが落ち込んだら肉や魚を食べて良質なたんぱく質を摂る ほか)
第3章 薬だけに頼らなくても、うつが遠ざかる食べ方(うつを遠ざける食べ方=炎症を起こさない食べ方;朝食をしっかり摂る人に、うつ症状があらわれる人は少ない ほか)
第4章 よく体を動かしてぐっすり眠れば、うつにはならない(運動不足は体に悪いが、脳にも悪い;1日5分からのウォーキングで心がすっきり ほか)
著者等紹介
功刀浩[クヌギヒロシ]
帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授。1986年東京大学医学部卒業。医学博士、精神保健指定医、公認心理師、日本精神神経学会専門医・指導医、日本臨床栄養学会専門医・指導医、日本睡眠学会認定医、日本医師会認定産業医、日本臨床栄養協会理事、NR・サプリメントアドバイザー、日本栄養食糧学会参与、日本生物学的精神医学会評議員・前副理事長、日本うつ病学会評議員、日本神経精神薬理学会評議員。うつ病、躁うつ病、統合失調症、認知症などの先端的脳科学研究や栄養学的研究により、日本の精神医学研究をリードする。前職の国立精神・神経医療研究センターでは気分障害センターを立ち上げ、患者の脳科学的データの臨床的研究だけでなく、動物・細胞を用いた基礎的研究も行い、病態メカニズムの解明や新しい診断・治療法の開発に長年従事し、多くの実績をあげる。精神科と栄養学の専門医をもつユニークな経歴をもち、日本でほとんど注目されてこなかった精神疾患の栄養学的側面に注目した臨床研究を精力的に進め、マスメディアにも多数取り上げられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。