出版社内容情報
妻と娘を何よりも愛する平凡な会社員は、突然医者から「余命三か月」を宣告されることになる。狼狽する彼の元に、ガネーシャが降臨! 家族の将来を守るため三か月で大金を手に入れようと、藁にもすがる思いでガネーシャのアドバイスを聞き始めるが――。夢の「かなえ方」だけでなく「手放し方」も学べる、シリーズ第四弾、待望の文庫化!
内容説明
自分、今の生き方やったら 死ぬときめっちゃ後悔するで。余命宣告3か月の会社員が、夢の「かなえ方」と「手放し方」を学ぶ。シリーズ累計490万部の第4弾、待望の文庫化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
67
久々にこのシリーズ。今までで一番良かったのでは?死について考えさせられる作品だった。たとえ老いていなくても人はいつ死ぬかわからない。というか絶対死ぬ。その日を後悔無く迎えることは無理だろうけど、後悔を減らすことはできそう。やりたいことを言語化して、やれることは挑戦していきたい。また、周りに感謝の気持ちもちゃんと伝えたいなって思った。嫌いだったり苦手な人を受け入れる器は今の私にはないけど、心に留めておきたい言葉があった。2025/05/15
ピロ麻呂
35
僕は普段、自己啓発本は読まないんだけど、このシリーズは大好きです😆 一応、ストーリーあって、笑いもありつつ、偉人の言葉が多数掲載。しかも分かりやすい😊 素晴らしい本ですね❗️2023/07/17
ひと
28
ガネーシャ様の、一見軽そうだけど良いシリーズの第4弾。「かなわない夢がある」という事実に向き合ったところがこれまでにない視点で刺さった。「人間が存在する理由は何か?それは、苦しみも、その苦しみに支えられた喜びも、すべてを『経験』するためや」との指摘は、過去のベストセラー『神との対話』シリーズを思い出させた。自分ひとりの、今生の人生だけでなく、もっと広く眺めれば、それでもきっと夢はかなうという希望をもって生きられる気がする。すべての経験に感謝して、この人生をしっかり味わいたい。2023/12/20
だい
23
水野敬也さんの大ヒットシリーズ第四弾です。過去三作品も生きるうえで考えさせられる内容ですが本作は【死と叶えられない夢】がテーマになっておりシリーズで1番心に響き、1番号泣しました。夢とは何かを強く望むこと、それは同時に何かを手に入れていない【今】を強く否定することでもあり、叶わない夢があるという事実を諦めるのではなく受け入れることの大切さを感じました。2024/03/13
Totsuka Yoshihide
21
水野敬也氏著作。シリーズ累計430万部を超えるベストセラー。本書は「死」をテーマにした作品で,余命を宣告された会社員が,残り時間で家族のために何ができるか苦悩するストーリーから,日常のありがたさを実感するまでを描く。読了して感じたことは,自分が心からなりたいこと,かなえたい夢を追うことの大切さを学んだ。また本当の自分の夢を実現するためには,夢を手放すことの必要であることを知った。死神が「人間が死に際に後悔する10のこと」を挙げていて,健康・感謝・行動の大切さを考えさせてくれました。素晴らしい作品です。2023/03/23