内容説明
正義の氾濫!多様化の洪水に飲み込まれないためには一人ひとりが科学的な根拠を元に判断し、まやかしを解く以外にない―。科学的な知見から環境問題とサスティナブル政策の欺瞞を解き明かす。
目次
第1部 環境問題の不都合な真実(地球は「温暖化」と「寒冷化」を繰り返している;環境問題を利用する人々;「地震」を理解し、正しく恐れる;気候変動から日本をどう防衛するか)
第2部 AI革命による、持続可能な社会(なぜ自由と平等の世界が実現しないのか;多様性を阻む、グローバリズムの危険性;時に、人間社会は劇的に変化する;「力が正義」の世界が覆る近未来)
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。科学者・工学博士。専攻は資源材料工学。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。同社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、2007年中部大学総合工学研究所教授、2014年より同特任教授。世界で初めて化学法によるウラン濃縮に成功し、日本原子力学会平和利用特賞を受賞。内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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