内容説明
東大病院救急医療の現場で人間の生と死に向き合ってきた医師が、ストレスを抱え生きる人に伝えたいこと。深呼吸をして、自分の心とからだを見つめれば、「ありのままの自分が素晴らしい」ことに気づきます。
目次
第1章 やわらかな心を取り戻す(「頑張りすぎる人」は「いいかげん」になる;仕事中でも、「いつでもリラックス」を目指す;「美しい所作」は、心とからだにいい ほか)
第2章 すこやかなからだを取り戻す(朝、目が覚めたことに「ありがとう」;からだの声に耳を済ませる;自分の顔、じっくり見てあげよう ほか)
第3章 ほどよい暮らしを取り戻す(「行くため」ではなく、「歩くため」に歩く;掃除では、場所や物へ感謝する;階段の上り下りから生活を変える ほか)
第4章 ありのままの感覚を取り戻す(日々、自然の美しさを味わう;空は同じ顔をひとつとして見せない;長く、ゆくり呼吸する ほか)
第5章(私たち人間も自然の一部;童心に返る;四季の移り変わりに気づく ほか)
第6章(とにかく目の前のことに集中する;集中できる「場」をつくる;電話よりも「自分の時間」を大切に ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
188
ストレスを抱えて生きることが当たり前になった社会。頑張りすぎる私たち。穏やかな健やかな心身を、日々の暮らしの中でどう取り戻せばいいのか。…最近は現状を受け入れ、焦らず無理せず、詰め込みすぎずほどほどに、できる限りのコントロールをしています。自分が今したいこと、今日食べたいものは何か、空は青いか雲はどうか、植物は元気か土は乾いていないか。…心が豊かになるものは身近にある、そんな日々の自分が感じる些細なことを大切に生きていく、それが今の自分だと受け入れます。何もしないでいい時間をありがたく感じて生きています。2019/11/18
ナイスネイチャ
107
図書館本。非常に腑に落ちた。マインド部分を休ませる。実に和の心が入っている感じ。所作、残心、知足など大事な部分を感じ取れる。2019/06/30
あすなろ
84
没我・ぼーっと時にはする・一日に一回は深い呼吸を、そして、朝鏡で自分の顔を見る…。自分を休ませる練習という題名と読友さんの感想に惹かれて読了。ひっつめて生きている現代人に贈る医師である矢作さんからの束の間の休息法提案本。休む間も無く仕事して生きているという自信のある⁈僕には結構これでいいのかと参考になりました。2018/11/18
モリー
82
「人生の残りの時間など気にせず、自由自在に生きてみませんか?」最終節の中の先生の呼びかけに私は声を大にしてこう叫びたくなりました。“私も自由自在に生きたい!”と。この本のタイトルは、内容の一部しか表していません。本書の内容を一言で言うならば、自分が心地よく自由自在に生きるための実践的で具体的な処方箋です。医師であり、救急医療も経験された先生ならではのアドバイスは、フィジカル、メンタル両面で役立つと確信します。多数の助言のうち約半分は私自身が実践・実証済みでした。残り半分も是非実行に移したいと思います。✨2021/07/22
rigmarole
67
印象度B+。南直哉『心がラクになる生き方』を年末に読んだ勢いで、同じく昨年出て似た内容を主題にした、馴染みのある著者の本を年頭に読んで、カウンセリング的気分(行う側・受ける側両方の立場で)を持続させつつ、両者を比較してみました。私の軍配は、理屈はともかく実用的には本書。基本的に2頁の本文と1頁の短文のまとめで一節が出来ており、スラスラ読み進められます。私に気付きを与えてくれた箇所は少ないですが、心身の健康を保つための生活のワンポイント助言集になっており、折に触れて再確認しておきたいことが並んでいます。2018/01/06