シン・YMO―イエロー・マジック・オーケストラ・クロニクル 1978~1993

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シン・YMO―イエロー・マジック・オーケストラ・クロニクル 1978~1993

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  • サイズ A5判/ページ数 696p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866471778
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報



田中雄二[]
著・文・その他

内容説明

『カルトQ』(フジテレビ系)の「YMOカルト」のブレーンも務めたYMO研究の第一人者による、最初で最後の“本格的論考集”。ミステリー解読形式で結成~YMO再生までの歴史を追う。『電子音楽 in JAPAN』のYMOの章に、それに続く時代の新たなプロットを増補。著者自身によるYMOメンバーの各10時間インタビュー発言、単行本未収録の各ソロ取材、スタッフの証言を加えた「YMOヒストリー」の決定版。

目次

プロデューサー=細野晴臣はどのようにして誕生したのか?
音楽業界を変革したアルファレコード。その歴史と、細野晴臣が移籍するまで
細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一という交わらないはずの3人はいかにして出会ったか
幻のメンバーだった横尾忠則からの啓示。細野晴臣、インドでクラフトワークに出合う
ゲーム音楽で始まるファーストの奇抜。早過ぎた「未来の音楽」―YMOの誕生
「YMOは「東京の民族音楽」である」『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』100万枚ヒットに
万国のコスモポリタンに向けた海外進出。第1回ワールドツアーはこうして実現した
「渡辺香津美ギターカット事件」の真相と、呪われたアルバム『増殖』に潜む黒い笑い
「YMOの海外進出は果たして成功したのか?」2回のツアーがもたらした「次なる選択」
深層心理に訴えかけるアルバム、メイキング・オブ・『BGM』〔ほか〕

著者等紹介

田中雄二[タナカユウジ]
週刊誌副編集長、書籍編集者を経て、現在は制作会社の映像プロデューサー。大野松雄、TM NETWORKドキュメンタリーなどを構成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

20
全694頁の3段組みの大著。老眼の私には厳しかったけど、眼鏡を外してなんとか読み切りました。デビューからの付き合いで私の音楽人生を豊かにしてくれた、3人組です。元々は細野さんのファンで、殆ど売れなかったデビューLPを、聴いて驚いたのは高校時代の遥か昔。ユキヒロでミカバンドや加藤和彦に触れて、教授の影響でインストルメンタルの奥深さに案内されて、音楽観も変わりました。ファーストアルバムの音はリマスターされた電波芸者のより、オリジナルの中音モコモコの音の方が病気っぽくて、好きなのです。私は「BGM」派です!2022/08/26

nobu23

4
78-93年までのYMOおよび各メンバーのソロ活動を凄まじいボリュームで掘った書籍。2022/09/09

Kolon

2
630ページを超える物凄い情報量の本書。 YMOの結成から散開、メンバーのソロ活動、そして再結成に至るまでの間、各メンバーが様々なメディアを通じて発信したコメントを時系列に整理してまとめてあり、周辺の関係者への取材情報も加味して読み応えのある本となっている。各時代の各メンバーの考え方、様子が判る。3つのエゴのぶつかり合いは再結成時まで続くが、それを経た2000年代以降には収束を迎える代わりに、その時代のYMOは新しい作品を残さずライブ活動のみとなる。2024/04/08

その他

2
はっぴいえんどの細野氏から始まり、YMO結成、そして再生まで、メンバーや関係者のインタビューやライナーノーツなどの数多の文書から引っ張りながら進むヒストリーブック。 バンドとしての関係性以外にも、同時代の音楽や彼らの影響を受けた音楽、そして機材の変遷による音楽性の変化などまで終えて大満足だった。2023/04/14

Kaname Funakoshi

0
数ヶ月かけて読了。YMO結成前からYMOでの活動、散開後のそれぞれの活動から一度目の再生までの詳細なストーリー。過去からYMOに繋がる音楽と、YMOから未来に繋がる音楽まで俯瞰される感動巨編2024/01/04

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