TR‐808“ヤオヤ”を作った神々―菊本忠男との対話-電子音楽in JAPAN外伝

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TR‐808“ヤオヤ”を作った神々―菊本忠男との対話-電子音楽in JAPAN外伝

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  • サイズ A5判/ページ数 381p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866471327
  • NDC分類 763.9
  • Cコード C0073

内容説明

80年代、ニッポンは電子楽器立国となった。ローランド、ヤマハ、コルグといった国産メーカーで数々の傑作電子楽器を手掛けていた技術者たちの神話。グラミー賞を受賞した国際標準規格「MIDI」の設立において指導者的役割を務めたローランド創業者、梯郁太郎の下で、「TR‐808」、「TB‐303」、「TR‐909」などの名機に関わった「神々」のアンサングヒストリー。プロジェクト・リーダーだった菊本忠男が初めて、その時代の苦労と栄光、開発者の美学を告白する。

目次

コンピュータ時代のあけぼの
ローランド誕生。菊本入社前夜
菊本、ローランドに入社
「Dr.Rhythm DR‐55」完成とP8設立
メイキング・オブ「TR‐808」
「TR‐606」、「TB‐303」、「MC‐202」誕生秘話
「TR‐909」はなぜアナログ方式を採用したのか
ヤマハ「DX7」の衝撃と新たなる挑戦
MIDIの誕生
基礎技術開発室設立と“SA音源”
LA音源の開発。「D-50」の誕生
DTMの発明
GS対XG対GMのフォーマット戦争と「通信カラオケ」
ネットで世界を音楽で結ぶ技術者の夢
「M1」とワークステーションの登場
テクノ、 ハウス、 マイアミ・ベースと“ミッドゼロ”
「ヴァリフレーズ」の誕生
「COSM」と“感性モデリング”
ローランド社長就任と降板
退職後、静岡大学へ
ソフトウエア・シンセサイザー「RC-808」
「サイレント・ストリート・ミュージック」は音楽で人をつなぐ

著者等紹介

田中雄二[タナカユウジ]
雑誌、書籍編集者を経て、現在は制作会社の映像プロデューサー。大野松雄、TM NETWORKドキュメンタリーなどを構成。ノンフィクションライター。オフィシャル印刷物などにも寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kolon

2
本書を読む動機のある方々は少なくともローランドのTR-808やシンセを使った経験があるはずだろう。 本書はTR-808を開発した菊本氏を中心に据えながら70年代~80年代のシンセ等の変遷と音楽の変化を網羅している。 自分事で言えば、80年代はシンセやPCを使う仕事をしていたので、自分の履歴の流れを読んでいる感覚だった。 また当時は知り得ない情報や背景、技術者たちの考え方や業界の流れなど、改めて理解出来た事も多く、豊富な学びの機会を得る事が出来た本だった。 2024/06/10

zorg

1
シンセを含む電子楽器が日本と世界でどのように発展してきたかがわかる。 DAW、PCMサンプリング、グラニュラー・シンセシス、物理モデリング等、デジタルの世界になって、CPUが高速になったから実現した。2023/08/28

工作魂

1
2020年12/31発行なので最近の事象まで書かれている。菊本さんへのインタビューなのだが作者の田中雄二さんの造詣の深さが半端なく、菊本さんも素直に答えていて、技術、ビジネスのみならず菊本さんの人柄も良く引き出している。 NHKで放送されたノーナレ「808 Revolution」は、さすがに時間が短すぎてエッセンスのみを伝えるので精いっぱいな幹事だったけれど、これを読めば、当時の状況や他社含めた他のモデルとの関係なども分かり理解が深まる。 お薦めできる、とても良い。2023/01/29

takao

1
ふむ2022/04/23

yendows

1
TR-808、909、TB-303の話が軸になると思いきや、それだけにはとどまらないRoalandから見た楽器の変遷とそこにコンピュータの発展が絡んだこれは読んどいた方がよいという内容だった。特に面白いのはヤマハのFM音源(DX7)ではアルゴリズムを厳選することで、アタック(母音)とリリース(子音)に分けて音作りをしやすくした(これはカシオトーンの影響ではないかと推測)という件で。それに対してRolandはSA/LA音源(D-50)ではアタックはPCMでリリースはアナログという作りになっている辺り。2021/04/25

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