内容説明
パンク・ムーヴメント以降のシーンに何が起こっていたのか?
目次
#1 STONE IN―出会い
#2 RUCKZUCK―United Dairiesとポストパンク最盛期
#3 PSYCHEDELIC UNDERGROUND―ロンドン・アンダーグラウンドの仲間たち
#4 TRIPS UND TR¨AUME―レーベルのピークとアイルランド移住
#5 IM GL¨UCK―ワールド・サーペント・ディストリビューションからステレオラブまで
#6 BABY’S BAET‐SHOW―建築的音楽
#7 JUST A FANTASY―ファンタジーの終わりに
#8 SO FAR―新体制・新音響
#9 NOTHING TO DECLARE―孤高と創る
著者等紹介
平山悠[ヒラヤマユウ]
1988年生まれ。主な著業はアーカイヴ。海外の作家へのインタビューを収録した雑誌『FEECO』などを自主発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
河村祐介
4
当時のレコ屋事情がおもしろかった。 2021/03/24
yendows
4
ナース・ウィズ・ウーンドは情報も少なく音も奇っ怪なものが多いので神秘的に感じていたが、この本を読んでスティーヴン・ステイプルトンという個人が良くわかって身近に感じられるようになった。なによりもポイントなのがインダストリアル音楽として捉えるよりも60'S末〜70'S頭のクラウト・ロックや昔のエクスペリメンタル音楽との関連で捉えるのが妥当ということで腑に落ちることも多い。ジョン・フォサーギルやウィリアム・ベネットと疎遠になることや、デヴィット・チベットとの長い仲。2021/02/23