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内容説明
街道沿いブックオフのCD棚から、累計10万時間以上を費やして提示する、来るべき2020年代の究極のディスクガイド。
目次
はじめに CDを忘れるな。―シティポップの向こう側
1986…1989 シティポップ黄金期の向こう側―最新メディアCD普及期
1990…1994 雲散するシティポップ―渋谷系の逆襲
1995…1999 多様化とJ‐R&Bの勃興―CDバブル
2000…2006 「等身大の自分」とナマ音回帰―シティポップ再評価前夜
あとがき CDの保全活動と今度の課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
c
3
これは良かった。ディスクガイドである以上に、まさかのブックオフ礼賛本。まあディグの現場が主にブックオフであるだけで、場所自体に大して思い入れはないだろうが。シティポップという言葉も敢えて広義に捉えられていて、ジャンルに規定されないものにジャンルの本質を見出すスタイルは挑発的だが、正当だ。そもそも論、Jポップ以前の邦楽ポップスなのだから、現在シティポップと呼ばれているものは全てニューミュージックではないのかと思うが、ただそう括ると四畳半フォークの残党やサザンオールスターズ、浜田省吾、長渕剛まで含んでしまう。2022/07/20
コマンドー者
0
シティポップというよりは、マイナーな売れなかったポップス系アーティストの泡沫CDを紹介している。珍盤とかマニア受けするというラインナップでもなく、単に聞いたことない歌手のCDが紹介されているという感じで、期待したほどの内容ではなかった。2021/01/27