落語レコードの世界―ジャケットで楽しむ寄席演芸

伊藤 一樹【著】/長井 好弘【解説】

ＤＵ ＢＯＯＫＳ（2019/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 328p／高さ 22cm
• 商品コード 9784866471099
• NDC分類 779.13
• Cコード C0074

内容説明

落語から漫才まで、掲載枚数７００枚以上！初の“落語・演芸”レコードジャケットデザイン集。

目次

前口上―音盤の溝には、名人上手の芸が刻まれている
第１章　圓生百席―まずはこれから。落語レコードの最高峰をご堪能あれ。
第２章　昭和の名人　その壱―戦後の落語人気を作り上げた、レジェンド五人のレコードをご紹介。
第３章　古典落語四天王―寄席人気を支えた戦後入門世代のスーパースターたち。
第４章　現役噺家―今もバリバリ活躍中。まさにリヴィング・レジェンド。
第５章　上方落語―江戸前だけが落語やない。大阪の落語もめっちゃ好きやねん。
第６章　その他演芸　その壱―演芸レコードは落語だけじゃない。寄席を彩る話芸の数々。
第７章　昭和の名人　その弐―まだまだいるぞ、名人上手。
第８章　その他演芸　その弐―三味線弾いたり踊ったり、多様な演芸をお楽しみください。
第９章　民俗芸能―各地に残る伝統芸能や風俗の数々。
第１０章　まだまだあるぞ！落語／演芸レコード

著者等紹介

伊藤一樹［イトウカズキ］
１９８５年、東京都東村山市生まれ。演芸＆レコード愛好家。音大に進学しジャズ・ギタリストを志すも、練習不足により断念。書店勤務を経て現在は大手レコード・ショップ、ディスクユニオンで書籍販売担当として勤務している。出身地の影響かドリフでお笑いに目覚め、ＴＶ番組や録音物で演芸にハマり、今は月数回の寄席通いがやめられなくなった

長井好弘［ナガイヨシヒロ］
１９５５年、東京都江東区生まれ。演芸評論家、読売新聞記者、都民寄席実行委員長、浅草芸能大賞専門審査員。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[gtn]

手当たり次第に集めた演芸レコードのジャケットを並べたもの。文楽、圓生、小さん等、既に名人として評価が定まった後発売された企画物も含めており、当然それらには見るべきものがないが、他に掘出し物もある。その一つが、年月不明だが「ものまねヨイショ軍団」が吹き込んだ"がんばれ!!ライパチくん!!"。メンバーは、川口ひろし、はたけんじ、北口光彦、そして片岡鶴太郎。若人あきらではなく、なぜ当時おそらく駆け出しの鶴ちゃんなのだろう。田辺夕鶴の「ポルノ講談金色夜叉」を収集しているのも、羨ましい限り。

2021/12/26

[はかせ]

円生百席もいまでは捨て値でうられていると。バイト代1日ではあがなえなかったものだが。集めておいておける環境がうらやましい。

2020/08/16

[kaz]

落語だけでなく、漫才、講談、浪曲等の寄席芸人のレコードジャケットを多数紹介。ジャケット写真も良いが、それぞれの豆知識が楽しい。

2020/06/29