出版社内容情報
ジェイク・ブラウン[ジェイク ブラウン]
著・文・その他
押野素子[オシノモトコ]
翻訳
内容説明
プリンスのレコーディングに的を絞った唯一の書。本人と関係者の証言からスタジオでのプリンスにせまる。
目次
レコーディング・スタジオに生きた「現代のモーツァルト」
プリンス・ロジャーズ・ネルソンの誕生―音楽一家に生まれて 1958年~1968年
壊れた家庭、傷ついた心―音楽への没入、親友との出会い 1969年~1972年
セントラル高校での日々―自己の形成、モリス・デイとの出会い 1972年~1973年
グランド・セントラル・コーポレーションの躍進―16歳での初レコーディング 1974年~1975年
ムーンサウンド・スタジオ―「スタジオ生活」のはじまり 1976年春
ワーナー・ブラザーズとの契約―自己流で掴んだメジャー・デビュー 1976年~1977年
For You―メジャー・レーベル初のセルフ・プロデュースによるデビュー作 1978年
PRINCE(2nd Album)―女人禁制、夜型、常識外のレコーディング 1979年
Dirty Mind―真に自由なスタジオ・ワークが生んだ最初の傑作 1980年
Controversy―プリンス流ワンマン・バンド録音術の確立 1981年
1999―ザ・レヴォリューションとの出会いで飛躍した創造性 1982年
Purple Rain―バンドの勢いと緻密なスタジオ・ワークが生んだ運命のヒット作 1984年
Around The World In A Day―イメージチェンジを求め実験性と創造性は頂点へ 1985年
Parade―ウェンディ&リサとの蜜月、クレア・フィッシャーとの邂逅 1986年
Sign‘O’The Times―楽園ペイズリー・パークで進化したワンマン・バンド 1987年
The Black Album―スタジオにおける負の感情が生み出した、私的なファンク・アルバム 1987年
Lovesexy―新メンバーとつくりあげたバンドマンとしてのプリンスの真骨頂 1988年
Batman―サンプラーを駆使したプリンス流テクノ(ロジー)・ミュージック 1989年
Graffiti Bridge―過去(ソウル/ファンク)と未来(ヒップホップ)の架け橋に 1990年
Diamonds And Pearls―ベストなメンバーとのジャムから生まれた普遍的なバンド作品 1991年 21章 Love Symbol―革新的という呪縛から逃れ、ソウル/ファンクの王道を行く 1993年
プリンスの音楽が永遠の命を得た日― 2016年4月21日
著者等紹介
ブラウン,ジェイク[ブラウン,ジェイク] [Brown,Jake]
音楽伝記作家。リック・ジェイムズなど、大物アーティスト多数とのコラボレーション本を手がけるほか、ロック・プロデューサーのアンソロジー本『Behind The Boards』など、2001年より43冊の著書を刊行している。2012年には、「歴史的な録音音源の研究」部門でアソシエーション・フォー・レコーデッド・サウンド・コレクションズ賞を受賞した
押野素子[オシノモトコ]
東京都生まれ。青山学院大学政治経済学部卒業。レコード会社勤務を経て、ハワード大学ジャーナリズム学部卒業。ワシントンDC在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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