出版社内容情報
第79回アカデミー賞受賞作品であるギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』の膨大な資料と制作話を公開。初回限定生産 2,000部。
祝!! 第90回アカデミー賞 作品賞はじめ、最多4部門受賞!(『シェイプ・オブ・ウォーター』)
長編監督デビュー25年!
ギレルモ・デル・トロ監督にとって、記念すべき今年、
公開から約10年を経て、第79回アカデミー賞にて、撮影賞・美術賞・メイクアップ賞を受賞した、
ギレルモ・デル・トロ監督の出世作『パンズ・ラビリンス』の膨大な資料や制作秘話を大公開。
魅力的なクリーチャーを生みだし、ファンタジー、ホラー、社会問題と多岐にわたる要素を組み合わせ、独特な作品を生みだしてきたギレルモ・デル・トロ監督。
予算不足や思わぬアクシデント、ライバルプロデューサーからの嫌がらせなどを乗り越え、自身の収入を放棄してでも納得のいく作品を撮り続けることにこだわり続けたデル・トロ監督。
そんな彼ならではの、映画術が垣間見える1冊。
ダグ・ジョーンズがパンやペイルマンに変身するまでの特殊メイクの過程や、数々の絵コンテ、各部門のスタッフへのインタビューや、日ごろからの制作仲間である、ジェームズ・キャメロンや、アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥなどの豪華監督陣への取材も必読。
最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』を読み解くためにも、
ファンには是非手にとってもらいたい必読の書。
マーク・コッタ・バズ［マークコッタバズ］
著・文・その他
富永晶子［トミナガアキコ］
翻訳
阿部清美［アベキヨミ］
監修
内容説明
２００６年に公開され、傑作と絶賛された映画『パンズ・ラビリンス』は、創造力に優れた監督としてギレルモ・デル・トロの名を世界に知らしめ、美しくも不気味な彼の映画の世界をこよなく愛するファンを生んだ。この名作ファンタジーの１０周年を記念し、デル・トロと緊密に連絡を取りながら執筆された本書は、映画制作にまつわる情報の宝庫だ。初期のアイデアから、キャスティング・プロセス、困難をきわめた撮影、公開後の批評家および観客の熱狂的な反応まで、全過程が網羅されている。また、貴重なコンセプトアートやセットで撮られたスナップ写真をまじえて、“パン”や“ペイルマン”といった愛すべき恐怖のクリーチャーのデザインについても説明されている。監督自身を含め、イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズといった俳優たち、プロデューサーのアルフォンソ・キュアロンとベルサ・ナヴァロ、撮影監督のギレルモ・ナヴァロなど、この作品の制作に重要な役割を果たした人々が今だからこそ語った、究極のファンタジー映画の舞台裏とは。
目次
１ ＪＯＵＲＮＥＹ ＩＮＴＯ ＴＨＥ ＬＡＢＹＲＩＮＴＨ迷宮への旅（道；スペインとの繋がり；魔法の世界）
２ ＷＯＲＬＤＳ ＩＮ ＣＯＬＬＩＳＩＯＮぶつかり合う世界（木のなかのヒキガエル；怪物の宴；闇の支配）
３ ＯＵＴ ＯＦ ＴＨＥ ＬＡＢＹＲＩＮＴＨ迷宮の外へ（大きな悪い狼を怖がっているのは誰だ？；王国の到来；カオスの統制）
著者等紹介
バズ，マーク・コッタ［バズ，マークコッタ］ ［Ｖａｚ，Ｍａｒｋ Ｃｏｔｔａ］
作家。３５作品以上ものニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを持つ
ナンジアータ，ニック［ナンジアータ，ニック］ ［Ｎｕｎｚｉａｔａ，Ｎｉｃｋ］
映画ウェブサイト「ＣＨＵＤ．ｃｏｍ」の創設者。ＣＮＮヘッドライン・ニュース番組をきっかけに映画批評家に転身。映画における作曲家、プロデューサー、脚本家として活動中
阿部清美［アベキヨミ］
翻訳家
富永晶子［トミナガアキコ］
翻訳家。英国王立音楽大学大学院卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不璽王
