出版社内容情報
生命保険業界を舞台に中国人女性が活躍する〝異文化仕事〟小説
中国・遼寧省瀋陽市から福岡に渡って30年──「女傑伏龍」と呼ばれた中国人女性が、生保営業トップに輝くまでの奮迅の日々と周囲との交流を、西日本新聞の元記者が痛快かつ骨太に描く!【特別寄稿・嘉悦涼子】
【目次】
【もくじ】
チャイナドレスの昇龍──嘉悦洋
第一章 1989年 北京市
第二章 2000年 福岡市
第三章 1992年 就学生
第四章 1993年 女傑伏龍
第五章 1995年~2000年 新しい道
第六章 中国人だから
第七章 攻防
第八章 保険の力と女帝の謎
第九章 相克の終焉
第十章 新しいお客様
エピローグ
小説あとがき
特別寄稿
「分かち合う心」をお客様のために──嘉悦涼子
日中関係の歴史がクロスした出会い
1冊目の本を出して中国に帰るつもりだった
入社6年目まで仕事を辞めたい自分がいた
どんなことがあってもお客様への思いは変わらない
中国人営業員のお手本になりたい
大事なのは〝やり方〟ではなく〝あり方〟
分かち合う心をかたちにした「心の力塾」
生保営業はオーダーメイドのデザイナー
成果を出す人とそうでない人の〝わずかな〟差
「もう辞めたい」と悩む人たちへ
日中友好と世界平和のために