出版社内容情報
「寿命は自分で決めていい」――
そんな新しい視点から、後悔なく納得して人生の最期を迎えるための生き方を提案する一冊です。
5,000人を看取ってきた医師・中田賢一郎が、無理せず健やかに生きながら、やりたいことを少しずつ叶えていくための具体的なアプローチを紹介します。
・「突然死」を防ぐことが、いちばんの長生き対策。
―やりたいことは、命あってこそ!
・がんよりも要注意。
―人生後半の大敵は「心疾患」だった!
・75歳からの血圧、下げすぎはNG。
―動脈がかたくなると、血圧が上がるのは自然なこと。
・暑さも寒さも命取り。
―体温を守る「脂質」の力、ちゃんと味方に。
・“悪者扱い”されたコレステロール、ほんとは頼れる存在。
―体を守る、大事なバリアかも?
・「細い=健康」じゃない!
―ちょいぽちゃ体型が、長生きの鍵に。
・“転び方”を知っておけば、寝たきりにならない。
―歳を重ねても、「起き上がる力」を身につけよう。
「いつ死ぬかわからない」と不安に過ごすのではなく、
「85歳」「90歳」など自分で寿命の目安を決めることで、
人生の終わりを見据えながら、毎日をより豊かに、
充実して生きることができるようになります。
そして、その先に思いがけず“おまけの時間”がやってきたとき、
その一日一日が、まるで人生から贈られたプレゼントのように感じられるはず。
【目次】
プロローグ あなたは、最期の日までどのように生きたいですか?
1章 最期の顔が教えてくれる“本当の幸せ”~医師が見たリアルな人生の結末~
2章 血管を守れ! 突然死を防ぐ健康戦略
3章 “健康の罠”にハマっていませんか? 知らないと損する食習慣
4章 年齢に負けない!人生100年時代のポジティブ老化論
5章 幸せなシニアライフを送るために
6章 つながりが人生を豊かにする
7章 更年期の波に負けない! パートナーと上手に生きる秘訣
8章 これからを豊かに過ごすために考えたいこと