目次
第1章 栄花物語(村上朝のみやび;「安和の変」とは何だったのか ほか)
第2章 大鏡(菅公と時平・忠平;師輔の人柄と政治力 ほか)
第3章 今鏡(衰退する摂関家;後三条帝と近臣たちのこと ほか)
第4章 水鏡(四劫という観念について;「昔は良かった」は誤った考え方 ほか)
第5章 増鏡(後鳥羽院のこと・新古今集のこと;源氏物語との関連 ほか)
著者等紹介
河北騰[カワキタノボル]
京都府綾部市に生れる。東京大学国文学科卒業。東大大学院五年間満了。独協大学教授を経て、立正大学大学院教授。現在は独協大学名誉教授。文学博士(昭和63年)
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感想・レビュー
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hrn
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平安時代には興味があり、時代を舞台にした小説やら書籍やらは読んでいて最低限の知識はある歴女?(平安時代限定)ビギナーに非常にお勧め。栄花物語、大鏡、今鏡、水鏡、増鏡の有名どころの歴史物語それぞれについて、作成された背景や読みどころをピックアップ。ところどころ丁寧に系図まで掲載してくれて、まさしくビギナーには親切設計。増鏡は「とはずがたり」からかなりの部分が使われているとか、今鏡では源有仁が完全無欠の人と描かれているとか、などなど。同著者が書いた、この本の詳細版ともいうべき「歴史物語講座」全7巻を読みたい。2010/02/04
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