内容説明
ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか「グットナイト書店」という名の小さな本屋になっていた。店主は幼なじみのウンソプ。彼にとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく…。傷つくことに疲れた人、傷つくことを恐れる人。ふたりが背負ってきた過去を、温かい言葉と静かな愛で分かち合いそれぞれが再び人生を歩み始めるまでの、ひと冬のラブストーリー。
著者等紹介
イドウ[イドウ]
小説家。中央大学校文芸創作学科を卒業し、ラジオ脚本作家、コピーライターとして働いた経歴を持つ。温かい視線と、深みのある叙情的な文体で多くの読者から愛され、その作品は韓国国内で「ゆっくり大切に読みたい本」と評される
清水博之[シミズヒロユキ]
ライター。韓国ソウルにて「雨乃日珈琲店」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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