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内容説明
東山魁夷、松本清張、M・フォアマン、K・バルトなどの巨匠たちにとって、モーツァルトとは一体何だったのか?独自の視点から、数々の疑問を掘り下げて考察。
目次
第一章 東山魁夷とモーツァルトの音楽
第二章 松本清張の『モーツァルトの伯楽』をめぐって
第三章 映画『アマデウス』とは何だったのか?
第四章 映画『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』考
第五章 映画『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』考
第六章 ドーラ・シュトックの描いたモーツァルトの肖像
第七章 カール・バルトのモーツァルト礼賛
著者等紹介
松田至弘[マツダヨシヒロ]
1940年東京生まれ。早稲田大学教育学部(西洋史専攻)卒業。秋田県立本荘高等学校長、秋田北高等学校長などを歴任。県合唱連盟会長や県高等学校文化連盟会長を務める。世界史教育の研究に関する賞や瑞宝小綬章などを受章。現在、歴史研究家(西洋近世・近代文化史)で歴史エッセイを書いている。秋田日独協会顧問(前会長)、愛好団体「モォツァルト広場」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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天才音楽家との邂逅と創造の物語 歴史を刻んだ歌 目の前の困難を乗り越えようとする力 断固とした真摯さ 至福の空間を作り出す ゾロアスター教の影響 光明が善、暗黒が悪との対立 天衣無縫で軽薄浮気な天才 激しい嫉妬 哀しみの旅路 誘惑のマスカレード 西方大旅行 心の祈り 色がリズムと合わさって形になってゆく 今世紀最大の神学者 天才劇作家とモーツァルトの出会い 多角的で深みのあるモーツァルト像 どんな個人も世代も魔笛の中に異なった何かを発見 奇矯で甲高い笑い声 空前のアマデウス・フィーバー 時代の寵児への旅2025/05/13