内容説明
現代の玉手箱―文化の型。文化の型はある人間の集団が他の集団を抑圧すること(例えば白人が有色人を差別視すること)の恐ろしさを教えます。従来無意識的に行われていた文化の型的抑圧をはね返しましょう。
目次
1 文化の型とは何か
2 日本的恥の文化
3 禅と日本人
4 鋳直し
5 文化の型を深く探る
6 文学作品と文化の型
7 日本人と「文化の型」の概念とのすれ違い
8 カフリーによる評価とその限界
著者等紹介
森貞彦[モリサダヒコ]
(生年月)1932(昭和7)年1月。(出生地)神戸市。(主要な学歴)1955(昭和30)年3月、浪速大学(現在の大阪公立大学)工学部機械工科卒業。1997(平成9)年3月、大阪府立大学(現在の大阪公立大学)大学院人間文化学研究科学位取得退学。(学位)博士(学術)。(職歴)1955(昭和30)年4月株式会社帝国機械製作所に入社、遠心式ポンプ設計技術者として勤務。1960(昭和35)年2月自己都合により同社退職。同年3月大阪府立大学に就職し工学部航空工学教室に助手として勤務。1995(平成7)年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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