内容説明
あなたもYOLO、私もYOLO。あなたも私も「一回きりの人生を生きる存在だ」という視点をもてば、同じ自己愛の風景も少し違って見えてくる。「なぜ、失恋の痛みはかくも深いのか?」「なぜ、多くの人は自分は損ばかりしていると思っているのか?」「なぜ、人は墓にこだわるのか?」「なぜ、品川ナンバーの人は練馬ナンバーの人をバカにするのか?」一見無関係に見える人の気持ちや様々な日常現象も、「自己愛」という共通のレンズを通して見ればスッキリ納得。
目次
自己愛の風景―価値は創られる(比較合戦;松竹梅 ほか)
自己愛の風景―かけがえのない「私」(死んだ後まで;一粒の砂 ほか)
自己愛の風景―正当化の試み(代替的事実;マイ・ストーリー ほか)
自己愛の風景―中心は、あくまで「私」(同心円;毒親 ほか)
自己愛の風景―断固死守(美しかるべき加齢;ダイハード ほか)
著者等紹介
木田橋美和子[キダハシミワコ]
1949年東京生まれ。国際PHP社のスタッフライターとして勤務した後、1978年に渡米。ニューヨークのコロンビア大学社会学部で修士号、博士号を取得。その間、日商岩井の広報誌『トレードピア』に3年間連載したコラムを元に学陽書房から『ニューヨークが見えてくる』を、サイマル出版会から社会学訳書『かくれたリズム』を出版。ニューヨーク講談社に勤務後帰国し、英国系市場調査会社に勤務。1990年に再度渡米し、個人で在米日本企業向け市場調査およびニューズレターの発行に携わった後、米国野村総合研究所に勤務。現在はビジネス翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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