世界の前での日本的人間性の研究―日本的汎アニミズムと集団意識親和性とを踏まえつつ (改訂)

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866415888
  • NDC分類 150.21
  • Cコード C1010

内容説明

日本人的集団意識、日本的汎アニミズムは、日本の技術文明化を促進し、経済大国への道を開いたのだが、経済成長の陽気な気分に民衆を夢中にさせ、祭りの御輿のように、皆が声を掛け合って仕事に集中したので、世界中が驚嘆するようなスピードで経済大国として出現することになった。民衆レベルでは御輿が日常化したような「オマツリ社会」が日本を代表する姿となったのである。「オマツリ社会」は世界が注目するとともに、日本にとっても歴史的に新規な現象であったから、本書でもこれを考察・研究して記述することにした。

目次

第1部(「日本的集団意識」の設定と確認;「日本的集団意識」の起源と本質;日本的精神としての「こころ」 ほか)
第2部(人類に対するギリシア・キリスト教的ロゴスの重要度や役割は、変化してきているようだとの世界の観念の中で、日本文化の役回りはどうなのかとの考察)
第3部(教養についての一考)
巻末随想

著者等紹介

徳武邦男[トクタケクニオ]
長野県生まれ。旧制松本高等学校・京都大学卒業後、東京の化学系企業に勤める(1952‐1993年)。常々市井の自由人として世界古今の文化を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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