宝島社文庫<br> 死神の絵の具―「僕」が愛した色彩と黒猫の選択

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宝島社文庫
死神の絵の具―「僕」が愛した色彩と黒猫の選択

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299027610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

死神とは、魂を持たない冥府への案内人。
人が旅立つ瞬間に立ち会い、彼岸への渡し賃として死者からひとつだけ好きなものを受け取ることを許されている。
そして、ひと晩眠れば、あらゆる感情の記憶を手放すように作られている――。
これは、死者から受け取った魂のかけらを絵の具にかえて絵を描き続けた死神、魂にやどる"色彩"に魅せられた「僕」の物語。
第8回ネット小説大賞受賞作。

内容説明

死神とは、魂を持たない冥府への案内人。人が旅立つ瞬間に立ち会い、彼岸への渡し賃として死者からひとつだけ好きなものを受け取ることを許されている。そして、ひと晩眠れば、あらゆる感情の記憶を手放すようにつくられている―。これは、死者から受け取った魂のかけらを絵の具に変えて絵を描き続けた死神、魂にやどる“色彩”に魅せられた「僕」の物語。第8回ネット小説大賞受賞作。

著者等紹介

長谷川馨[ハセガワカオリ]
宮城県白石市出身。2017年、アルファポリス第9回ホラー小説大賞受賞作『サイコさんの噂』(アルファポリス)でデビュー。『死神の絵の具―「僕」が愛した色彩と黒猫の選択』で第8回ネット小説大賞受賞。主に小説投稿サイト「小説家になろう」で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

274
「あんな、赤色って200色あんねん」……済みません。言葉だけ聞いた事はあったけど、何かはよく知らずです。その上賞味期限切れ。死神のお仕事小説。7話からなる連作短編に幕間の2話を添えて。初めはね、看取った人の人生とか残された人のエピソードにちょっとした涙を添える様な話が綴られるのかと思ったのですけど、そんな単純では無かったよ。死神の死生観が何て言うんだろう。いい感じにドライなんですよね。細かな設定が世界観を膨らませますよ。児童文学を中心とした西洋古典とか、四字熟語とか、悪魔、天使、魂とかそう言う物とか。2024/05/17

よっしー

17
タイトルにひかれて手に取りました。最初は死神が導いた人から得た魂のかけらから絵を描いている話でしたが、次第に話が深くなっていって、「僕」とは誰だったのかという深い内容にまで発展していきました。 さらっと読んでしまい、どういう事だろうという「僕」の過去もありましたが、いつでもチャールズは変わっていないことに安心を覚えたり…。私の魂は何色をしているのでしょうね。綺麗な色だと嬉しいけど…そもそも輝いてるのかな(笑2022/08/26

あさみ

13
亡くなった人の魂をあの世に送る仕事の死神が、その魂の色に魅せられてる。給料の代わりにその魂の色の欠片を貰ってくくらいに。死神になる前の記憶はない、はず。でもたまに頭の隅を掠るものがある。使い魔のチャールズの正体も明かされた時には、ちょっと切なくなってしまった。死神が来世を取り戻すまでの長い時間の旅が、いい感じに描かれてて楽しめました。2022/09/05

8
死神の「僕」と死んでいく人間の物語。「僕」は死を看取りその魂の欠片をコレクションしている。死ぬ理由は事故だったり自殺だったり様々で。もちろん死にたくないって思う人もいて読んでいて切なくなったけどラストにはどこか救われるような気持ちにもなりました。第二話と第六話が印象的。第四話からは「僕」に対する見方がガラリと変わって面白かったです。2022/04/26

みいやん

7
なんか良い話で、死神の話だからエグいだろうという勝手な期待ははずれた。2022/09/12

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