内容説明
日本の古代史をアニマルサイエンスの視点から眺める。肉食禁止は守られていなかった?銅鐸はカウベルだった?古代の畜産の場面について古典を紐解く。
目次
馬柵と麦
古代の牧野
古代の牛馬飼養
肉食禁止
保食神とオシラサマ
素戔鳴尊の乱行
化して牛となる
牛と銅鐸
古代の豚
にわたり神社
著者等紹介
林孝[ハヤシタカシ]
昭和23年群馬県生まれ。最終学歴岩手大学農学部修士課程修了、農学博士(京都大学)。昭和48年農林水産省に入省し、盛岡市の東北農業試験場に配属となる。畜産試験場、中央農業研究センターなど転勤を繰り返す。定年退職後、畜産関連団体に再就職し平成30年まで勤める。酪農や肉牛の生産システムの問題に関わり、いくつかの生産モデルを開発するなど農業分野におけるコンピュータ利用の黎明期を歩く。畜産分野の研究者にしては研究対象にした動物の範囲が広く乳牛、肉牛、豚、イノシシ、合鴨に及ぶ。論文、専門誌寄稿など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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