内容説明
農の現場を駆け抜けた三十数年の活動記録。フィールドで、物呼わぬ“いのち”に向き合い、目を凝らし、耳を傾け書き留めた、彼らの声を後世に贈る。
目次
きゅうりがものを言った!
今のきゅうりはピカピカに光って
「芯」と「根」―きゅうりの褐斑病対策
有機質肥料は遅効性じゃない
謎の灰色かび病
硝酸イオン試験紙が堆肥の流通を担う
とまとの根が苦しんでいた
とまとは言う、「もっと光を」
いちごの温度管理は北斗七星
高設栽培いちごを救った亜硝酸チェック〔ほか〕
著者等紹介
畠山修一[ハタケヤマシュウイチ]
1962年埼玉県生まれ。1985年高知大学農学部を卒業し埼玉県農林部に奉職。県農林総合研究センター(2008~2009年度)、県病害虫防除所(2018年度)勤務を除く33年間は現場一筋、川越、加須、本庄、東松山、春日部の各管内で農業改良普及事業に従事。2007~2017年JICAの研修で来日したラテンアメリカの研修生に対する有機農業や環境保全型農業の研修を支援。2014~2019年中国河南省開封市にて毎年稲作技術を指導。2021年3月埼玉県を退職。フリーランスとなり、今なお現場を奔走中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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