江藤春代の編物普及活動―日本の編物の変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866414058
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

江藤春代は、現在の編物記号の元となる「合理的符合」を1924(大正13)年に考案した編物講師である。編物普及に尽くした江藤春代という人物に注目した編物史。

目次

第1章 福岡での編物研究(江藤春代と裁縫;江藤春代と編物活動の基盤;教養としての編物;宣教師による手芸学校;結婚と編物研究会;夫の死とレース編研究)
第2章 関東大震災と神戸発信の編物普及(編物講師として独立;ニット男子について;安価な国産毛糸;人気の編物講習会;関東大震災後の編物;教本『あみ物の研究』の出版;「緒論」;登喜和会創設)
第3章 第二次世界大戦と江藤の編物教育(母校での編物教育と合理的符号の再発表;日中戦争後の編物対策;第二次世界大戦中の江藤の編物指導;戦後のレース編みと手編みへのこだわり)

著者等紹介

北川ケイ[キタガワケイ]
青山学院大学文学部フランス文学科卒業。放送大学大学院修士課程文化科学研究科修了。(一社)彩レース資料室代表:神奈川県湯河原町土肥1‐9‐7にてレースと編物と手芸歴史の情報室を開館。(公財)日本手芸普及協会・レース編師範:ユザワヤ芸術学院・蒲田校浦和校にて「北川ケイのレース編」「美術九重編造花」開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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