出版社内容情報
「日本チャンピオンになって、ブラジルに行くのが夢です」――アントニオ猪木
「いったんこうと決めたことだから、なんたってやり通す」――天龍源一郎
「目標の選手ですか? 一応、いるんですけど、今は伏せておきたいと思います」――内藤哲也
生まれて初めてプロレスラーとしてリングに上がる――
そのとき、彼らは何を思い、何者になろうとしていたのか?
何が彼らをリングに押し上げたのか?
ジャイアント馬場、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、ケンドー・ナガサキ、
天龍源一郎、三沢光晴、初代ブラックタイガー、橋本真也、武藤敬司、
ザ・ロード・ウォリアーズ、スティーブ・ウィリアムス、小橋建太、大谷晋二郎、
永田裕志、本間朋晃、柴田勝頼、タイチ、オカダ・カズチカ、鷹木信悟、
内藤哲也、高橋ヒロム、力道山……。
どんな偉大なレスラーにもリングに上がる「夜明け前」がある。
『プロレス鎮魂曲』『さよなら、プロレス』に続く、プロレスラーの「デビュー」をめぐる<真実>の物語。
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内容説明
“何が”彼らをリングに押し上げたのか。名レスラーが生まれる瞬間の“真実”を描く。
目次
ジャイアント馬場―「アガるということはなかったですね。観客に囲まれるのは、プロ野球で馴れていますから」
アントニオ猪木―「日本チャンピオンになって、ブラジルに行くのが夢です」
ケンドー・ナガサキ―「俺自身は、強くもなんともないと思ってるんだけどね…」
天龍源一郎―「いったんこうと決めたことだから、なんたってやり通す」
三沢光晴―「いちばん嬉しいことは、やっぱり少しでも自分のファンができたということですね」
初代ブラックタイガー―「今日は何も話すことはない。勘弁して下さい…」(初代タイガーマスク)
橋本真也―「今日デビューさせてもらいました橋本です!よろしくお願いします!」
武藤敬司―「デビューすることは、1ヵ月くらい前には聞かされてたよ」
ザ・ロード・ウォリアーズ―「世界最強のタッグ・チームであることを証明するために来日した」
スティーブ・ウィリアムス―「手に負えない感じだなぁ」(アントニオ猪木)
小橋建太―「60分戦っても平気なオレが…」
大谷晋二郎―「僕の今からの目標は、アントニオ猪木、藤浪辰爾、そして…」
永田裕志―「プロレス歴では下ですが、格闘技歴では僕の方が上」
本間朋晃―「人が足りないんで、明日、デビューさせるかもしれないから」(グレート小鹿)
柴田勝頼―「ギブアップしてない!ギブアップしてない!」
タイチ―「やっとデビューすることができて本当に嬉しいです」
オカダ・カズチカ―「担架で運ばれました」
鷹木信悟―「このリングに、5人のレスラーと、1人の練習生がおるな」(“brother”YASSHI)
内藤哲也―「目標の選手ですか?一応、いるんですけど、今は伏せておきたいと思います」
高橋ヒロム―「親にもこんないい名前をつけて頂いたのに、申し訳なく思ってます」
力道山―「こんなに疲れたことは、私の十年間の力士生活の勝負のあとで一度もなかった」
著者等紹介
瑞佐富郎[ミズキサブロウ]
愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。シナリオライターとして故・田村孟氏に師事。フジテレビ『カルトQ・プロレス大会』優勝を遠因に、プロレス取材&執筆に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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