内容説明
明治中期から大正、昭和前期、越中富山から北海道に渡り、生活を築いた人々。富山水講初代練習船高志丸のカムチャッカ行、世界初の海水使用カニ缶製造。
目次
はじめに 若き大叔父との出会い
1章 高志丸、その生涯
2章 カニ缶詰
3章 “越中もんの歩いた後にわら屑も残らん”
4章 ♪北緯五〇度、カムチャツカ沖だぁ
5章 小林多喜二作『蟹工船』考
6章 村の灯籠と、越中人の渡道者異聞
著者等紹介
橋本哲[ハシモトテツ]
1949(昭和24)年団塊世代最後の年、富山県富山市に生まれる。1975年、同志社大学文学部文化学科文化史学専攻を卒業。大山町農業高校非常勤講師を経て、大沢野町、八尾町、婦中町で小学校・中学校の教員を勤める。その間に教職員組合専従二年、八尾町教育センター勤務三年。2007年退職。パート・アルバイトをし、今日にいたる。気ままに綴る手作り風同人誌「旅想」代表(現在九九号まで発刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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