目次
1 人生の先輩たち(荒畑寒村―その「人情社会主義」に触れて;電気屋さんのロン―英国で見た「庶民の円熟」;出分重信―「兵事係」を生き抜く;小澤達三―「くらら咲くころ」に託した夢;小澤梅子―「平和をつくり出す人たちは幸いである」;小澤和平―耳に残る『風の又三郎』;宮本義弘―「見えざる者の手」に導かれて;Tさん親子のこと―「ユートピアが消えてゆく」;A氏―「無実はさいなむ」;「文構」と「文人」の素敵な仲間たち―「世界一のウェディング」を演出したのは)
2 学問と思想のはざまで(安丸良夫―「退き口」の戦いを全うせよ;黒田俊雄―「黒田史学」のまなざし;竹内好―「抵抗」の精神が育んだ知性の重み;橋川文三―「パス!」の一言が…;武田(長)清子―人と世の“悪”を見据えて
家長三郎―「たましひの自由を求め、われは闘う」)
著者等紹介
小澤浩[コザワヒロシ]
1937年、富山市生まれ。国際基督教大学教養学部卒、東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。富山医科大学助教授を経て、富山大学人文学部教授。2011年入試ミス事件解決のため学長となり、半年後に退職。専攻・日本近代民衆思想史、民衆宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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