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内容説明
モモたちの通う鳴谷鴬高校の学園祭が始まった。張り切るモモだったが、先輩アイドルのタキ・ユウエンがやってきて、ウキウキは一転。前回の『貸し』を盾に迫る彼女に押し切られ、モモは学祭期間中ずっとタキとデートしなければならないことに。さらに学祭のイベントで発生したトラブルにより、モモはアイドルとしても大きな壁にぶつかり…!?『皆さんお待ちかね、鳴谷鴬の学園祭とまったく同時期に行われるイベントといえば!?そう、クイーンの称号目指してアイドルの最高峰・オペラ・オービットが戦うエリザベス予選。本日の試合は―な、なんだあいつは。白銀のバトルドレスをまとう謎のアイドルが颯爽と登場っ。果たしてその正体は!?』新世紀アイドルストーリー第3弾。
著者等紹介
広沢サカキ[ヒロサワサカキ]
1984年、神奈川県生まれ。「アイドライジング!」シリーズで第17回電撃小説大賞・金賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
25
モモのアイドルとしてのこれからの日々を決定づける、大いに重大なエピソード。3巻目にしてようやく、ただ戦うだけだった主人公のモモに、ようやく戦う為の理由が出来てストーリー的には大きな進展。それにしても、オペラ・オービットの大半から気にかけられているモモ……どんだけ凄まじい存在なんだ……。 オリンちゃんが、普通にモモの良きライバルみたいな枠に収まりつつあるのに危機感。駄目だよオリンちゃん……君は……もっとこう、当て馬っぽさ全開の二流芸人みたいな立ち位置じゃなきゃあ……! ベストイラストは、274頁のモモ。2013/11/10
カインズ
17
【何のために戦うのか】基本的な流れは前巻と同じような感じだったのだが、その中でなんとなく流れで戦っているだけであったモモが戦う理由を見いだし、クラスメイトとの絆を深めたことが印象に残った。それにしても、タキは、尊敬出来るのか出来ないのか判断に困る人物である。今回登場した今回登場したキジョウがストイックな性格のガチバトル志向という今までにないタイプだったので、彼女についての心情描写も見たかったところ。エリーは、なんだか食いしん坊キャラにしか見えなくなってきた……。ゆるゆるな性格っぽいユカリの詳細が気になる。2012/01/23
いかずち
13
アイドライジング上での戦いはそこそこに、どちらかというとモモの周囲を重点的に描写していた巻だった。テンポの良さは犠牲になっていたが、モモが非常に愛されていることがわかって非常によかった。今回のテーマは競技を続ける上でのモチベーションは「勝利」の1点だけではならないという点で、いろいろと思い当たる節があったのではないだろうか。後書きによると難産だったようだが、それを乗り越えただけのことはある作品。オススメ度:★★★★★2012/05/29
みくきのこ™
10
2巻を読んだのは数年前。この巻を読んで一気に思い出すことが出来ました。この巻はオペラ・オービットよりもモモの成長にフォーカス。敗北からの発見。戦いが終わった後のモモの表情、とてもよかったです。この巻でアイドルとしての大切なことを感じることが出来たモモが、どう進んでいくのか楽しみです。2014/10/31
中性色
8
王道だし、山も谷もあるんだけど、物足りなく感じるのは何故か考えた。はっきりわかることはおりんりんランドじゃなかったということか。今回はアイドル云々というより内面的な話が多いかな。ぶっちゃけ文化祭は某クレイジーサイコレズとの絡みがほとんどだったのであまりそんな感じもしなかったし。というかハイライトは葛餅じゃないか。新キャラのムラサメはキャラバリエーションとしてはそういうのも必要だろうけど、あんま得意な娘じゃないなぁ。そろそろモモだけじゃなくオリンの試合も見たいな。そしてウルシダニさんの出番はあるのだろうか2016/08/31
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