内容説明
座して滅ぶより、出でて討つ。孔明、悲壮なる決意で北伐へ。大きな文字で、あの感動を。
著者等紹介
吉川英治[ヨシカワエイジ]
明治25年(1892)~昭和37年(1962)。神奈川県生まれ。本名、英次。家運の傾きにより、11歳で小学校を中退。さまざまな職を転々とし、社会の辛酸を舐める。18歳、苦学を覚悟して上京。29歳、東京毎夕新聞社に入社。翌年、初の新聞小説『親鸞記』の連載を開始。31歳、関東大震災に遭遇したことをきっかけに、作家活動に専念。70歳で、この世を去る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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379
1
☆2017/04/26
ノブ・グシオン
0
長かった三国志もようやく終了。諸葛亮孔明の死去で話を結んでいるが、これで良かったと思う。2017/05/20
にゃー
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八、九巻あたりは、スター武将たちが老いと戦うシーンを読みながら、自分は一緒に年を取ることができずに少し置いてけぼりのような感じがしましたが、最後の十巻では、みんなに先立たれて残された人間として、しっかり孔明に感情移入。読んだ後も、何度も何度も色んな場面を思い返してしまう。読んだら誰かと語り合いたくなる物語。2020/05/05