著者等紹介
吉川英治[ヨシカワエイジ]
明治25年(1892)~昭和37年(1962)神奈川県生まれ。本名、英次。家運の傾きにより、11歳で小学校を中退。さまざまな職を転々とし、社会の辛酸を舐める。18歳、苦学を覚悟して上京。29歳、東京毎夕新聞社に入社。翌年、初の新聞小説『親鸞記』の連載を開始。31歳、関東大震災に遭遇したことをきっかけに、作家活動に専念。『剣難女難』『鳴門秘帖』などで、たちまち人気作家へ。43歳、朝日新聞に『宮本武蔵』の連載を開始。爆発的な人気を得て、国民文学作家の地位を不動にする。70歳で、この世を去る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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you
6
《図書館本》いつかは読みたいと思っていた三国志。どれから手を着けたらいいか分からなかったので、有名な吉川英治版を借りてみた。めちゃくちゃ面白い…!筵を織りながら母と貧しい暮らしを営む青年劉備。張飛、関羽と義兄弟の契りを交わし、義軍を起て、張角率いる黄巾賊とあちこちで転戦を重ねる。張角、董卓、呂布、曹操…と知っている名前が出てくると嬉しくなる。有名な桃園の誓いの場面も読むことができて良かった。恥ずかしながら、今までゲームの中でしか知らなかった三国志の世界。1冊ずつゆっくり楽しんでいこう♬2021/07/13
potisuke
3
吉川英治さんの三国志は、持っていたのですが、最新刊で、大きいサイズの本となって、月に一回出るということで、月一で読破しようと購入しました。 桃園の巻から呂布が登場し董卓につくまでの内容ですらすらと読めてしまった。自分が生まれる前の本ですが読みやすく誰で手にとって読みやすい内容でした。2016/07/20
PARU
2
著者は定かではないが昔読んだ三国志。改めて整理したくて読みやすいと評判の吉川英治、それも平易版に。 二巻の予約せずにはいられない!2021/07/07
みのむー
1
いわゆる名作を読み始めました。只今、吉川英治『三国志』読書中。すごい面白い、言い回しがカッコよい! 読了してから手を出せばよかった、三國無双。名前覚えられなくて止めてしまったのだ2020/03/26
mIYo
1
かの有名な桃園の誓いが出てくる。これからの展開が楽しみになる、勿体ぶった終わり方が憎い!2016/10/25