エンドロール!―末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の“余命半年”論

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エンドロール!―末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の“余命半年”論

  • 叶井 俊太郎【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • サイゾー(2023/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866251776
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『末期がん患者との対談本って、 今までにない前代未聞の企画じゃないですか?

いやーかなり楽しかった!

皆さまご協?ありがとうございました。

おかげさまで伝説になりそうな本が完成しました。』――叶井俊太郎 まえがきより



『夫のがんが判明した昨年は、??で?番泣いた?年だった。

「なんで泣いてるの」 泣く私に、いつも夫は?う。

「泣いても仕?ないでしょ、治らないんだし。泣いて治るなら俺も泣くけどさ」

夫はがん告知されてから?度も泣いていない。』――妻・倉?真由美(漫画家)あとがきより



映画業界では知らない人のいない名物宣伝プロデューサー・叶井俊太郎(かない・しゅんたろう)。



数々のB級・C級映画や問題作を世に送り出しつつも結局は会社を倒産させ、

バツ3という私生活を含めて、毀誉褒貶を集めつつ、

それでもすべてを笑い飛ばしてきた男が、

膵臓がんに冒された!しかも、診断は末期。余命、半年──。



そのとき、男は残り少ない時間を治療に充てるのではなく、仕事に投じることに決めた。

そして、多忙な日々の合間を縫って、旧知の友へ会いに行くことにする……。



本作は、膵臓がんで余命宣告を受けた叶井俊太郎の対談集です。



対談相?は、鈴?敏夫、奥?和由、Kダブシャイン、ロッキン・ジェリービーン、樋?毅宏、柳下毅?郎、宇川直宏、中原昌也、江??純、河崎実、清?崇、豊島圭介といった、叶井をよく知る映画監督、?説家、評論家、デザイナーなどに加え、妻・倉?真由美との出会いにかかわった編集者・中瀬ゆかり、作家・岩井志??、中村うさぎといった?傑たちまで、実にさまざまです。



話題は叶井俊太郎の特異な処世術・仕事術や、90年代サブカル映画界隈のハチャメチャすぎるエピソード、バツ3の叶井俊太郎に友?を紹介する奇特な?性たちとの思い出話など。それらが爆笑とともに(本当に笑っている)語り尽くされます。 また、対談の後半では叶井俊太郎が対談相?に「余命半年を宣告されたら、あなたならどうする?」と質問。末期がん患者を相?に?らの余命に思いを巡らせるという、厳かでスリリングな展開が訪れます。



この本は、ひとりの映画?の業界冒険譚であると同時に、各界の?化?たちの“余命半年”論を通して、命との向き合い?を考え直すものとなっております。

内容説明

抱腹絶倒!なのに涙腺大崩壊!?名物映画宣伝プロデューサー、叶井俊太郎の「命の対談集」。

目次

映画プロデューサー 鈴木敏夫
映画プロデューサー 奥山和由
ヒップホップMC Kダブシャイン
アーティスト ロッキン・ジェリービーン
作家 樋口毅宏
特殊翻訳家 柳下毅一郎
現“在”美術家 宇川直宏×ミュージシャン/作家 中原昌也
映画評論家 江戸木純
映画監督 河崎実
映画監督 清水崇
映画監督 豊島圭介
小説家 岩井志麻子×編集者 中瀬ゆかり
小説家 中村うさぎ

著者等紹介

叶井俊太郎[カナイシュンタロウ]
1967年東京都生まれ。ラジオ局のADなどを経て、24歳で映画業界入り。バイヤーとして数々のB級C級映画を買い付け、宣伝も担当。そのジャンルはエログロ・変態から純愛映画まで幅広く、2001年には『アメリ』(仏)を買い付けて興行収入16億円の大ヒットを飛ばした。その後、映画配給会社トルネード・フィルムを設立し、『いかレスラー』『日本以外全部沈没』など多くの河崎実監督作品を企画・プロデュースするなど日本映画界の発展に大きく貢献(?)するが、同社は大赤字を出し、3億円の負債を抱えて破産。現在は、株式会社サイゾーに籍を置き、映画配給レーベル・エクストリームの宣伝プロデューサーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tetsubun1000mg

17
この人が「アメリ」を買い付けてヒットさせた人か! すい臓がんで余命半年の診断はセカンドオピニオンで何か所の病院で診断してもらったそうなので間違いないそうだしガンも進行しているのに気持ちが全く折れていない様子なのに驚き。 B級~Z級(本人談)のトンデモ映画から超絶ホラー映画を買い付けたりプロデュースするので有名な方らしく中堅プロレスラー西村修主演「イカレスラー」、モト冬樹主演「ズラ刑事」は何かの雑誌で読んだ記憶がある。 対談相手にジブリの鈴木敏夫氏、岩井志麻子、中村うさぎさんなどがいてやりとりが面白い。2024/01/09

ぽち

13
余命宣告を受けた映画業界人の本、というのはYAHOOニュースで知った、『八仙飯店之人肉饅頭』『ネクロマンティック』『ムカデ人間』なんかを買い付けていたのはこんな人だったのかあ、と感慨。末期患者本や闘病ものは人生と真剣に向き合っている感が正直苦手、というか辛くなってしまうのだけど、叶井さんの場合は「ハゲるの嫌だし痩せて苦しむのも嫌だし人生に未練ないからこのまま死にます」と放射線治療をしない。ある種天才の感性、実人生でやりたいことヤリまくってきたからこそなのだろうけど、対極にいるようなわたしの心も軽くなった。2023/12/25

チョビ

8
「くらたまの破天荒なご主人」ということで「アメリ」を拾ってきた過程を知っているくらい。彼自身はマニアックな映画を拾ってくることが仕事なので、対談相手もマニアックすぎて、映画が好きな方ではないときついかと思う。ただ彼の生命の断末魔を知れば、「これでいいのだ!」ではないでしょうか?2024/03/14

ぼん

4
映画に対する情熱と、はちゃめちゃに見えて仕事についてはとても真面目、というコメントを対談相手の何人かがしていて、なんとなく魅力がわかった。ここまで生に未練がないというのも、そうは言いつつも、、みたいなところもあるのかと思っていたけど、くらたまのあとがきを読んで本当なんだなと思い、すごいなと思う。グロ過ぎて見ていられない映画が多く、あまり彼が手がけた作品は見ていないけど、自分が関わった作品のことも、あんなの見ちゃだめ、とか言っていて、その辺りが謎だけど、魅力的な人、なんだろうなと。2024/02/12

hata2

4
著者が朝8~9時には出社して、問い合わせには直ぐ返信を返すなど、会社勤め人として、真面目に仕事をしているというのが、一番の印象であった。2023/11/18

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