内容説明
裏社会や警察事情にも精通する気鋭の作家が、独自の情報と嗅覚で迷宮入りした事件の謎を追う!
目次
第1章 文京区変死事件
第2章 足立区強盗殺人事件
第3章 歌舞伎町雑居ビル火災
第4章 世田谷一家殺害事件
第5章 八王子スーパーナンペイ事件
第6章 柴又・女子大生放火殺人事件
著者等紹介
沖田臥竜[オキタガリョウ]
社会事件から、裏社会、政治、芸能まで、幅広いフィールドで執筆する作家。映像作品の企画、原作、監修なども務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ma-bo
62
作者は、山口組二次団体の幹部だった方だそうです。今は作家、ライターとして活動中。 世田谷一家殺人事件、歌舞伎町ビル火災、スーパーナンペイ殺人事件等の未解決事件を中心にまとめられた一冊。取材等から自身の見解や推測を披露している。作中でご本人が触れられているが、この手の本にありがちないかにも独自取材で新事実突き止めたというような誇大な書き方でないのが好感が持てる。2020/10/28
petitlyz
20
Kindle Unlimitedで読んだ。フィクションでなく、実際の未解決事件がいくつか載っている。2020年9月に出された本。ちょっと前に主にネットで注目された事件が載っている。もう3年前にこの著者は知っていということか。他にも、こういう事件あった…と思い出しはするけど、詳細まで詰めていくと本当に謎だったり解せないことが多い。一体なぜなのか。何とか少しでも解決に進んで欲しい。2023/09/10
朗読者
20
今、文春砲で話題沸騰している木原事件。その事件の2006年と2018年の事件現場と重要人物たちの動きの真相に迫った本が2020年に出版されていた。筆者は組長代理までしたことのある元暴◯団で裏社会の情報通。冒頭の木原事件の記事を読むと情報の精度が高いことと、文春砲より深い情報が多々あることがわかります。そういう精度と深さなんだという視点で他の5つの事件の記事を読むととてもリアリティを感じられました。文春砲の指摘が契機になり適切に再捜査を行って未解決事件の解決に繋がることを願います。2023/08/14
風鈴
3
色々気になる箇所はあるけど、私だけが真相にたどり着けたと、かなり怪しい物語を創るよりはましですね。現実は割り切れないし、不合理なことは人間はしがちです。2020/12/16
るつ
2
今話題の事件も含む迷宮入り事件の謎を追うノンフィクション。風化させてはならない事件ばかり。2023/09/04