新釈!「星の王子さま」27の秘密―サン=テグジュペリからのメッセージ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866250755
  • NDC分類 953
  • Cコード C0098

内容説明

原作の構図を忠実に読むことで“大切なこと”が見えてくる。キリスト教徒でもあったサン=テグジュペリが描いた名作「星の王子さま」を、「聖書」「サン=テグジュペリの境遇」そして共通のメッセージをもつ「ジブリ作品」を中心に解読しました。

目次

第1部 ボクは飛行機の操縦士になった、王子さまとの出会い(ボクが6歳の時に読んだ本にあった大きなボアというヘビの絵、大人と子どものちがい;6年前にサハラ砂漠に不時着したときに男の子に会い、羊の絵を書く ほか)
第2部 星巡りの旅 大人の世界(王子さまは、王さまの星へゆく;うぬぼれ男の星 ほか)
第3部 地球に下りてきた王子さま ボクと出会うまで(地球の点灯夫たち;地球ではヘビに出会う ほか)
第4部 別れ(8日目となり、水がなくなる 水がなぜ心にも良いのだろうか;水を飲みながら、王子さまが星に戻ろうとしていることが分かる ほか)

著者等紹介

佐々木隆[ササキタカシ]
1949年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業、上智大学大学院博士課程後期満期退学。現在、東北女子大学教授、同大学付属図書館館長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

27
以前、禅の視点で読みとく星の王子さまを読みましたが、今回は宮崎駿とキリスト教の視点でした。サンテグジュペリ自身がかとりっくのおしえで育っていたようなので、王子さまをイエスの死と復活に例えても、おかしくはないかなとは思いました。キリスト教に絞るか、宮崎駿に絞るかしてかかれた方がもっとすっきりとまとまった気がします。2017/08/23

みよちゃん

7
かなり深読みでは、と思われる箇所もあるが、作者の戦争という背景が色濃く作品に投影されていて、若い頃読んだイメージが薄っぺらだったと感じられた。2017/05/29

そら

3
星の王子さまの挿絵の一つ一つの意味や状況を説明してくれています。本編を読んだ時には分からなかった事が分かったり、よかったです。これを読み終わってまた、本編を読み返すとまた違う面白さがあるのかなと思いました☺。2021/01/16

Sept

0
気付いていなかったことに気付いて、いくつか知ることができた訳語の違いで、小説を読んだもやっとした感じが少しスッキリした。宮崎アニメを引き合いに説明されている部分は、アニメを観ていないのでそうなのかーというだけだった。2022/08/27

おちゃこ🧸

0
初めて読んだ『星の王子さま』は、ずっと大切にしたい本だなと思えたのだけど、いまひとつわからないところも多く、たまたまこの本を見つけて、理解を深めるために読んでみた。 まず、この本が書かれた時代背景、目的、作者の情報、そういったところを知っているのと知らないとではだいぶお話の深さが違ってくるなと感じたので読んでみてよかった。 ジブリ作品に例えての解説もわかりやすかった。2022/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11462043
  • ご注意事項

最近チェックした商品