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内容説明
なぜ作り手たちは自然派ワインを作るのか。なぜ消費者は自然派ワインを選ぶのか。その答えを求めて。
目次
第1章 甘味葡萄酒から自然派ワインへ―日本的文化変容が世界的独自性になる過程(日本のワインの現在;風土は不変なのか 小山田幸紀の問題提起 ほか)
第2章 自然派ワインとはなにか―飲食における「再自然化」(ワインって自然じゃないの?;自然から離れるワイン作り ほか)
第3章 明治期におけるワインの受容と変容―葡萄酒と薬用甘味葡萄酒の両義的な関係(薬用葡萄酒という飲み物;製造と生産の視点から受容と消費という視点へ ほか)
第4章 ワインの日本化とビールの国産化―表象は表象空間をかたち作る(飲食の表象空間と異文化受容;多様な洋酒の異なった受容 ほか)
第5章 現代日本におけるワインの受容と変容―西洋文化とジェンダー化(ワインは日常の飲み物になりつつある;ワイン表象の変化 ほか)
著者等紹介
福田育弘[フクダイクヒロ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教育学部複合文化学科教授。1955年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士後期課程中退。1985年から88年まで、フランス政府給費留学生としてパリ第3大学博士課程に留学。1991年流通経済大学専任講師、1993年同助教授を経て、1995年早稲田大学教育学部専任講師、1996年同助教授、2002年より同教授。その間、2000年から2001年に南仏のエクス‐マルセーユ大学で在外研究。2016年4月から6月、パリ第4大学(ソルボンヌ大学)で在外研究、地理学科飲食のマスターコースでおもに日本の飲食文化についての講義を担当。専門は、文化学(飲食表象論)、フランス文化・文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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