内容説明
一生に一度の伊勢参りは「三人旅」。年に一度は「大山詣り」。江戸の昔から、人はいろんな理由で旅に出る。噺に出てくる旅の模様から、江戸っ子の旅の楽しみ方が見えてくる。それが落語だ!
目次
伊勢参り『三人旅』『東の旅』『軽業見物』『七度狐』『矢橋舟』
六十六部『花見の仇討ち』
旅籠『竹の水仙』『ねずみ』『三人旅』
荷物『三十石』
北海道『弥次郎』
べちょたれ雑炊『七度狐』
逃亡『城木屋』『双蝶々雪の子別れ』
茶店『二人旅』
旅行『旅行日記』『峠の茶屋』『おらが火事』『銀婚旅行』『旅行鞄』
抜け雀『抜け雀』
流罪『島鵆沖津白浪』『大坂屋花鳥』
大山詣り『大山詣り』『富士詣り』
著者等紹介
稲田和浩[イナダカズヒロ]
1960年東京出身。作家、脚本家、日本脚本家連盟演芸部副部長、文京学院大学講師(芸術学)。落語、講談、浪曲などの脚本、喜劇の脚本・演出、新内、長唄、琵琶などの作詞、小説などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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