論理学の驚き―哲学的論理学入門

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論理学の驚き―哲学的論理学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866240275
  • NDC分類 116
  • Cコード C0010

内容説明

「ゆえに」「ならば」「である」「がある」が導く、思考、言語、日常についての驚き!「哲学としての論理学」が抽象的/具体的な驚愕の世界を浮き上がらせる。

目次

第1章 「ゆえに…」の力―「論理」の呪力が人を金縛りにする?(「当たり前」に対する驚き;「規範学」としての論理学;形式への着目;「必然性」の証明;トートロジーと矛盾式)
第2章 「…ならば」の正体―晴れた日にレインコートを着る子は良い子?悪い子?(真理表;「…ならば」の真理表;「実質案件法」の問題点;「厳密条件法」の問題点)
第3章 「…である」の色々―赤いものは青いものよりも橙のものに似ている?(「…である」の主題中立性;「…である」の一般化;「確定者」と「確定可能者」;メレオロジー;「what it is」と「how it is」)
第4章 「…がある」の罠―存在しないものが存在する?(神の存在証明;非存在者の存在証明;現代論理学における「存在」;「存在する」の悪循環;「存在する」の多義性;「端的存在」の存在論)

著者等紹介

加地大介[カチダイスケ]
1960年、愛知県に生まれる。1983年、東京大学教養学部(科学史科学哲学分科)卒業。1989年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得退学。2007‐8年、ニューヨーク大学、ダラム大学(いずれも哲学科)客員研究員。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授。博士(文学)。専門は分析形而上学および哲学的論理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

10
「哲学的論理学」という論理に関する基礎的諸問題についてい考察する哲学分野への入門書である。何らかの哲学的諸問題・諸分野が先行して存在し、それらに資するために、現代的な記号論理学、数理論理学を手段として活用する、そして、数理的に整備されたいくつかの論理体系に関するメタ的な分析を行う分野だという。そう考えれば、数理論理学を整備したラッセルが初めて提唱した概念だというのもうなずける。「ゆえに…」「…ならば」「…である」「…がある」という言葉の多様さを指摘し、厳密な論理との対応を考える道筋はややこしいが興味深い。2021/01/31

愛楊

2
2020年。哲学的論理学の入門書で、マイノング主義や存在述語の二階性、存在論的コミットメントなど、分析形而上学の問題が紹介されている。原子的性質の項で、SEP に Determinables and Determinates があることを初めて知った。2024/12/24

Haruki

2
「哲学としての論理学」を扱う。ラッセルに端を発する分野で、指示・述定、同一性、様相、条件性などを扱うが、本書では、「ゆえに・・・」や「・・・ならば」の論理的必然性と日常言語での暗黙的な条件制約などの関係を例示的に説明してくれる。例「もしも織田信長が商人であるならば、東京は日本の首都である」は「実質条件法」では真となるが、「厳密条件法」では必然演算子を導入して表現されるので偽になる。後半は「である」という集合、関係性の多義性、「がある」という存在論の階層性について概説されるが、ちょっと固めで目が粗めの印象。2021/02/20

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