内容説明
ニーチェ、カント、アラン、サルトル、フロム…哲学者が残した珠玉の名言には、人生の悩み、ものの考え方、仕事、人間関係など世の中に関するヒントが満載!
目次
第1章 哲学の始まり(古代ギリシア、中世、ルネサンス)(ソクラテス―知に対して謙虚になろう;ソクラテス―考えさせるような質問をしよう ほか)
第2章 哲学の高まり(近世、近代)(パスカル―考えることが人間の証しだ;モンテーニュ―自分を見つめなおそう ほか)
第3章 哲学の展開(現代‐反近代の思想)(マルクス―資本主義のカラクリを見抜こう;ニーチェ―道徳よりも自分の生に従おう ほか)
第4章 哲学の拡散(現代‐ポスト構造主義以後)(フーコー―時代を規定する知の土台を発見しよう;フーコー―常に監視されていることを意識しよう ほか)
第5章 東洋の哲学(中国、日本)(孔子―私心なく物事を洞察しよう;孟子―人間はもともと善だと信じてみよう ほか)
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、公務員、フリーターを経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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