内容説明
「所得倍増」を柱に、世界に類を見ない高度経済成長を成し遂げ、日本を経済大国に押し上げた池田勇人。その池田を陰で支え、名門派閥・宏池会を池田とともにつくり上げた、その人物とは。
目次
第1章 少年時代
第2章 東京帝大へ
第3章 大蔵省へ
第4章 満洲国官吏として
第5章 満洲国政府の中枢へ
第6章 敗戦からシベリア抑留
第7章 帰国、そして冷戦の激流のなかで
第8章 宏池会事務局長と高度成長政策立案
第9章 池田内閣と高度成長政策の展開
著者等紹介
小林英夫[コバヤシヒデオ]
1943年、東京都生まれ。1966年、東京都立大学法経学部卒。1971年、同大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。駒澤大学経済学部教授などを経て、早稲田大学名誉教授。専攻は日本近現代経済史、アジア経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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