内容説明
「僕と死体は同一人物なのだろうか」「どこにもない場所」「自分の後ろ姿が映っている鏡」…不思議な言葉や絵を見つけたら、考える練習をはじめよう!
目次
自分の後ろ姿が映っている鏡―自分
僕と死体は同一人物なのだろうか?―生死
騙し絵―二面性
僕を見る僕の目はどこにあるのか?―認識
何が起こったかすぐわかる物―製品
黒より黒い黒―色
模様を一か所に集めた動物―模様
「人はただ記憶によって個人たりうる」―個人
太極図―陰陽
命とは時間である―時間〔ほか〕
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員などを歴任。商社マン、フリーター、公務員を経た異色の哲学者。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は欧米の政治哲学及び公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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