出版社内容情報
アインシュタイン、夏目漱石、SDGs、
ウイルス、縄文、AI、ブラックホール・・・
すべてつなげると、自然と調和した新しい生き方が見えてくる!
新型コロナウイルスをはじめ、自然災害、気候変動など、今世界ではさまざまな問題を抱えています。本書では、そんな私たちが今いる世界をどう捉え、どう考えたらいいのかを探ります。森と都会を行き来するトヨタ白川郷自然學校設立校長で東京農業大学の客員教授が、人類史、生命史から宇宙論までトータルな視点で世界を見つめます。
Q1、地球上で一番種類が多い生きものは?
Q2、アインシュタインの相対性理論が意味するものとは?
Q3、地図を逆さまにしてみると、日本はどう見える?
地図をひっくり返して見てみると日本列島は緑豊かな国で、地球史を振り返ると落ちこぼれの魚が人類への道を切り開いてきた事がわかるのです。明るい日本を目指すために、今知っておきたいことを伝えます。
内容説明
新しい視点で自然と歴史に学ぶ、次世代のための教科書。ウイルス、細菌、アインシュタイン、夏目漱石、SDGs、縄文、AIの本質を踏まえ、混沌とした時代にこそ必要な「新しい生き方」の提案!「トヨタ白川郷自然學校」設立校長が思考する不安のない幸せな未来。
目次
第1章 私たち人類は現在、どこにいるのか?
第2章 生き延びた生物からパラダイムシフトを学ぶ
第3章 日本を新しい視点で見つめ直す
第4章 日本の拙速な近代化を超えて
第5章 現代科学から未来へ新しく「共生進化」
第6章 脳と森から学ぶ日本の未来
著者等紹介
稲本正[イナモトタダシ]
1945年富山県生まれ。69年立教大学理学部物理科卒業、その後物理科に勤務。74年岐阜県・高山市に移住、76年岐阜県・清見村にオークヴィレッジを移転。87年環境総合プロデュース会社オークハーツ設立。94年『森の形 森の仕事』で毎日出版文化賞受賞。『森の惑星プロジェクト』開始。2024年春の叙勲「旭日双光章」受章。25年全国日本学士会アカデミア賞受賞。トヨタ白川郷自然學校設立校長。東京農業大学客員教授。岐阜県教育委員
小林廉宜[コバヤシヤスノブ]
福岡県生まれ。「世界の森」「未来に残したい風景」などをテーマに、希少な自然や文化を撮り続けている。シルクロード横断、フェルメール全作品の撮影など幅広く活動。旅先でのエピソードなどを記したエッセイも手掛ける。世界25ヶ国、日本8ヶ所の森を訪ねた写真集『森PEACE OF FOREST』(世界文化社)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。